暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D大和の不死鳥
39晴れの守護者小猫
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レーティングゲームを終え俺は眷属の中でリタイアしてしまった姉さんのいる病室にいた

「ごめんヤマト…僕だけリタイアしちゃった…」

泣いて謝ってくる姉さん

「いいんだよ、僕の方こそごめん、無理させて」

リタイアしたのは姉さんの所為じゃあない、俺が無茶な事を頼んだからだ

「今は休んで、次のレーティングゲームにも守護者として参加だから、体を休ませて?」

「……うん」

姉さんを寝かせ、俺は病室をあとにした



「白音大丈夫?」

次に向かったのは白音の病室、なぜ、グレモリー眷属の所にいくのかって?それは、これから、ヤマト眷属の一員でボンゴレファミリー十一代目候補の俺の『晴の守護者』になるからだ

「ヤマト先輩………」

上半身を上げ、こちらを見ている白音がいた

「ごめんね、少しやりすぎたよ」

「いえ、眷属になる前に戦えてよかったです」

これからはヤマト眷属の白音であり、晴の守護者の白音であるんだよな

「白音」

「はい」

これってプロポーズになるのかな?

「両手を出して?」

「………はい」

顔を赤くしながら両手出す白音。俺はポケットからボンゴレリングとマーレリングを取り出す

「晴のボンゴレリングとマーレリングを白音に渡すよ?」

「………はい」

左手にボンゴレリングと右手にマーレリングを通した

「これでよし、眷属変更は王達ですすめておくからね」

「はい、ありがとうございます」

お礼を言われる立場じゃあ無いのだけど?ホンとのところここからが白音は大変なんだよな

「明日から大変だと思うから、今日は寝ていなね?」

「………はい」

俺は席を立ち部屋からでようとすると

「あの、ヤマト先輩……」

「なに白音?」

白音が出るのを止めてきた

「しばらくいてくれませんか?」

「いいよ」

部屋を出るのを辞めさっきまで座っていた椅子に座る

「………」

「………」

白音と二人っきりになると話しづらいんだよな

「……ヤマト先輩」

「なに白音?」

いつも白音に話をさせてるよな

「ヤマト先輩、最後まで手を抜いていましたよね?」

あれ?バレていたの?

「手を抜いていたけど、あの時いつもよりリミッターをかけていたんだ」

「なぜです?」

本音をいよう、うん。

「なるべく白音を傷つけたく無かったからね」

「ヤマト先輩は本当に優しいですね」

まあ、それしか無いからね、僕には

「何度も大切な人を失ってきたからね、こうなるよ」

「………大切な人を失うですか?」

両親の事はアリサとオーレ、アキ姉とマユしか知らな
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