IF:逆行
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れている。草食性で大人しいが、一度怒らせると恐ろしい反撃を繰り出してくる。必殺技は口から強力な火炎弾を吐き出す“ヴォルケーノストライク”」
大輔はD-3のデジモンアナライザー機能でモノクロモンのデータを読み上げる。
大輔「モノクロモンとはいきなり大歓迎だな。デジモンカイザー様は随分と過激な挨拶を好むようで」
ブイモン[やれやれ人気者は辛いぜ。そおら!!]
ブイモンは一気にモノクロモンに肉薄すると顎を殴り飛ばし、ひっくり返す。
ブイモン[よっと]
尻尾を掴むとジャイアントスイングの要領で洞窟の外に投げ飛ばす。
太一「すげえ…成長期なのに成熟期と互角以上だ…」
アグモン[凄いや…]
ブイモン[一気に勝負を決めてやる!!頼むぜ大輔え!!]
大輔「デジメンタルアップ!!」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!燃え上がる勇気!フレイドラモン!!]
タケル「アーマー進化…?」
初めて見る進化にタケルは呆然とした声を出す。
フレイドラモン[だりゃあああ!!]
モノクロモンの顔面にフレイドラモンの拳が突き刺さる。
凄まじい威力にモノクロモンが吹っ飛ぶ。
暗闇の部屋で彼は微笑を浮かべている。
「アーマー進化だって?この僕の暗黒デジヴァイスの力で進化は出来ない筈なのに……ふふふふ……面白い」
そう、笑っていた。
手の中にある大輔と同じ形態のデジヴァイスを見つめこれからの事について思案し始める。
モノクロモンが火球を放ち、フレイドラモンに直撃させる。
ヒカリ「ああっ!!?」
太一「どうして避けないんだ!!?」
疑問を抱く太一だが、直ぐに解決する。
モノクロモンの火球をフレイドラモンが吸収し、自身の力に変換しているのだ。
フレイドラモン[こいつはいい。歓迎で御馳走してくれるのか?]
挑発的な笑みを浮かべるフレイドラモン。
フレイドラモン[さあて、そろそろ晩飯の時間になるし、終わらせるか…オーバードライブ!!]
赤いオーラを身に纏い、モノクロモンに一瞬で肉薄し、輪を粉砕した。
戦いは呆気なく終了し、戦いを終えフレイドラモンはブイモンへと退化する。
デジメンタルは大輔のD-3を介してポータブル機器に保存された。
「ふふふ……君とは中々楽しく遊べそうだ…
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