暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
IF:逆行
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教えてやるよ。“好奇心は猫をも殺す”これがどういう意味かは知識の紋章の持ち主様なら分かるだろ?…過剰な好奇心はお前の身を滅ぼすことになるぞ?]

冷たい笑みを浮かべて言う。
光子郎は冷や汗をかきながら黙り込むことになる。

大輔「…っ!!」

ヒカリ「大輔君?」

大輔「来る…」

タケル「来るって…?」

大輔「デジタルワールドからの招待状だ」

デジヴァイスをパソコンの画面の前に翳すと光がデジヴァイスに吸い込まれ、形を変えた。
見慣れた自分のデジヴァイスに。

光子郎「形が変わった」

大輔「さて行くか、デジタルワールドに。鍵も手に入れたことだしな…行くぞブイモン」

ブイモン[OK]

大輔「一人ここに残れ、誰かが来たら面倒だ」

それだけ言うとデジヴァイスを掲げてデジタルワールドに。
タケルとヒカリも急いで追いかけ、光子郎はいきなり入って来た京達に対応することになる。































大輔「行くぞ」

タケル「行くって何処に?」

大輔「馬鹿が、太一先輩のとこだろうが。デジヴァイスの反応を探せば見つかるし、太一先輩のデジヴァイスの反応を見つけたからお前達のデジヴァイスにも座標を送る」

ヒカリ「座標?」

大輔「…選ばれし子供なのに、こんなことも知らないでいたのか?」

引き攣り笑いを浮かべる大輔にヒカリはムッとなる。

ブイモン[よく生きていられたなお前ら…余程強運だったんだな…]

ブイモンも信じられない物を見るかのような目でタケルとヒカリを見る。

大輔「…デジヴァイスにはな」

深い溜め息を吐きながらヒカリとタケルにデジヴァイスの機能を教えていくことになる。

タケル「デジヴァイスに通信機能まであるなんて…」

大輔「不安だ…」

これからの戦いは一人で戦った方がいいのではと心底思った。
デジヴァイスを見ながら歩くタケルを見遣りながら近くの自動販売機を殴るとタケルの目の前にヌメモンが出て来る。

タケル「うわ!!?」

大輔「高石、前方不注意は事故の元だ」

ブイモン[カメラ持ってくればよかったな。タケルのビビり顔は面白かった]

ケラケラと笑いながら足を動かすブイモン。
そして太一達を発見した大輔達。
当然太一は大輔の姿に驚くことになる。

太一「何でお前がここに!!?」

大輔「まあ、それは置いといて。何やら大変なことになってるようですね。テイルモンのホーリーリングも無いし」

ヒカリ「本当…テイルモン、何があったの?」

テイルモンの話によると、突如現れたデジモンカイザーと名乗る人間がデジモ
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