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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
理事長からのお誘い×ランクSについて
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階級(エース)』ランクAで、校長先生と石動隊長がそれに相応し日本には極僅かしかいないランクAが二人も所属しているのが、日本支部における現在亜鐘学園の重要度の高さである。そしてその上が特別階級と言われるランクS。・・・・で間違いないですか?」

長い説明をした俺は喉が渇いたので、食後の紅茶を飲んだ。世界でもたった六人しかいない事も知っているが、それはあくまで白騎士機関でのランク付けだ。ウチはランク付けの代わりに階級で強さを示している。

「ランクについては熟知しているみたいだから聞くが、ランクSと認定される場合での条件を知っているかね?」

「もちろん。一対一では絶対に勝てないはずの《異端者(メタフィジカル)》を単独で倒してしまう実力を持っている事。・・・・でしょ?」

それを聞いた理事長は頷くが、静乃は何か嫌な予感しかしない。だけど、実際倒したのは俺だがここで言ってしまうと自白したのと変わらないし、校長先生に報告した時は俺とサツキと静乃で三人で倒した事になっている。

「失礼ですが、諸葉様が一人で倒したとしてもランクS以上の実力を持っているので、その企みというのは通用しませんが?」

「入学してすぐに九頭大蛇を倒した事については、聞いているが企みとは失礼な事ですな。ただ灰村君は天をも掴むような地位を得、日本支部は新たなランクSという権威を得る事が出来る何て、素晴らしい事じゃないか。灰村君は何も心配する必要はないよ。私が後見人になって『お喋りはそこまでです!あなたの権限で諸葉様を理容し、ランクSとなった権威を笠に着る事になる。が、後見人も些末な事は全部蒼い翼が処理をします』・・・・どこまで知っているのか不思議だね」

その後、しばらく話をしたが、俺はランクSになったとしても戦場に行くのであれば、自分で何とかして見せると言った。白騎士機関所属でない以上、期待と重圧を背負う事になったとしても蒼い翼の権限を持って止めて見せるとこの凡人理事長に言ってやった沙紀。

「例え蒼い翼を喧嘩売ってしまったとしても、これは家の決定だ。もちろん静乃が反論しても無意味だ」

「おやおや。白騎士機関日本支部幹部は、蒼い翼を敵に回すと仰る訳か。ま、今のは聞かなかった事にしとくが、俺は誰からも縛られる何てのは御免だ。日本のナンバー2にはなりたくない、地位とか権力は俺には関係のない話だ。そろそろお開きにしようか、俺も結構忙しいのでね」

「私はまだ執務が残っているのでここで失礼させてもらうよ。静乃、灰村君にじっくりとランクSについてを教えてあげなさい」

諦めたと思ったら、最後まで諦めない野心家だった。なので、静かに肯定したけど、明日は休日なので泊まっていくという提案を即効で断ったが、しばらくここにいる事を言ってから理事長はさっさと退場をして、静
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