アインクラッド編〜頂に立つ存在〜
第十三話 心のありか
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
んなところに客なんて」
「そうなの?知り合いとかじゃなくて?」
「知り合いっつても、ほとんどの奴はここのことは知らないんだがな。隠れ家のつもりだったからな」
「そうなんだ。・・・とりあえず出てみる?」
「そうだな。それが一番手っ取り早いだろう。俺が出るよ」
「わかった」
そういって、玄関に向かうソレイユ。扉を開けるとそこには栗色の髪をしたプレイヤーが礼儀正しく挨拶をしてきた。
「はじめまして、今日から近くに引っ越してきたものです。いろいろご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いします」
「これはご丁寧にどうも。こちらこそよろしくお願いします」
「「・・・・・・」」
そういって顔を見合わせると、そこには見間違えるはずがなく、先ほどあったばかりの人物がそこにいた。疲れているのかと思い、眼をこすってから見てもその人物がいることには変わりなかった。
「な、なんでここにいるの!?」
「なんでっていわれてなぁ、困るんだけど・・・って、お前がいるってことは・・・」
「どうしたんだ、アス・・・ナ・・・」
「やっぱりお前もいたか、真っ黒クロ助・・・」
アスナの後ろから現れた人影を見て溜息をつくソレイユ。腐れ縁もここまでくれば大概だよな、なんて隣に引っ越してきた人物、キリトとアスナを見て思ってしまった。
そのあと、バルコニーでお茶していたルナのもとに二人を案内した時、キリトとアスナの顔を見たルナは溜息をついてしまうということはお約束だろう。
さらに、この休暇中に何かしら事件が起きる、とソレイユとルナは同時に思ってしまったのは完全に蛇足であるだろう。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ