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僕の周りには変わり種が多い
来訪者編
第31話 長い土曜日
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これから訊けば良いだけだしな」

「……力づくで尋問する気?」

「尋問というのは大概、力づくなものだと思うが」

「1対3なんてずるいじゃない! アンフェアよ!」

「リーナ、1対6だよ。やっぱり気が付いていなかったんだね」

リーナと深雪が驚くのは仕方がないとして、九重先生の忍術使いまで一瞬ながらも振り返るって、どの程度のレベルなんだ?

「九重先生。この忍術使いの人たち、まさか高弟だなんて言いませんよね?」

「いや、手厳しい」

「それはともかく、僕と協力関係にある忍者たち……九重先生のところからみたら二流かもしれませんが、それを倒してくれちゃったみたいなので、面倒をみていただきたいんですけど。それに僕もリーナに訊いてみたいことはあるので」

どこで話し合いができるのかなぁ、と思いながら流れに身を任せるのが最善かなとも思いつつあった。

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