35小猫の覚悟
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「私を守護者にしてください!」
突然リビングに入ってきた白音の一言にその場にいるヤマト眷属、兵藤眷属マフィアボンゴレファミリー組は驚いていた、一人を除いては
「ふぅ……」
驚いていないのはもちろんリボーンだ
「どういうこと白音?」
冗談では、無いよな。白音の行動はよくわからなくなるときがある
「そのままの意味です」
「それは、分かってるよ。どうして守護者になりたいかってこと」
ある程度の理由はわかるけど本人から聞いておきたい
「ヤマト先輩のことを守りたいから、ヤマト先輩のそばに居たいんです!」
遠まわしに好きって言われた気がするのは気のせいなのだろうか?
「グレモリー眷属からリアスから離れるんだよ?」
「わかっています」
「グレモリー眷属の戦力が落ちて負けるかも知らないよ?」
「それは、わかっています」
「グレモリー眷属と、仲間と戦えるの?」
「はい、眷属を離れたらライバルです」
「姉と戦う事になるよ?」
「わかっています、姉さまとはいつか闘う運命です」
こういう時の白音の決意は堅いんだよな、弟子の話しもそうだったしな
「私はヤマト先輩に何度も助けてもらいました」
「そんなに助けたか?」
あんまり記憶にございませんよ〜
「はい、五年前、ヤマト先輩達の最初のはぐれパイザーとの戦闘の時に私を助けてくれました。はぐれ神父フリードから私とイッセー先輩を守ってくれました。ライザー戦では体育館を私達を先に行かせて一人で四人を相手にしてくれました。姉さまとの和解にも手をかしてくれました。」
あ〜あの日は確かに助けたけど他は助けたつもりはないぞ?姉さんとの和解は確かに手は貸したけどさぁ〜
「五年前からです、私はヤマト先輩の事を気になり始めました。最初は『無茶する先輩』だから、気になってましたけど、私の過去を話した日に確信しました」
え、なにを?
「私はヤマト先輩の事が好きです!好きなヤマト先輩を守護者として守りたいんです!お願いします!私をボンゴレファミリー十一代目晴の守護者にしてください!」
白音の覚悟はよくわかったよ。俺の決意も決まった。最後の砦はリアス率いるグレモリー眷属マフィアだな
「白音の思い、覚悟はよくわかった。ヤマト眷属の王としてマフィアボンゴレファミリー十一代目候補として晴の守護者に白音を迎え入れる。皆もいいか?」
ヤマト眷属の全員が頷く
「よし、俺達の意志は決まった。リアス、黒歌入ってこい」
白音が入って来たときから外にいたんだよな、コイツ等。
「やっぱりばれてたわね」
リアスと黒歌がリビングに入ってきた。
「最初から聞いていたと思うから二人の答えは
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