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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico12騎士に融合騎、はやてにリイン
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については問題ないはずですよ。えっと・・・、ルシリオン君。あなたとはやてさんの魔導師ランクって確か・・・」

シスターシャッハと女性教諭が話し合う。それに聞き耳を立てながら、トリシュ達と手を振り合っているはやて達を微笑ましく眺めているとシスターシャッハからそう訊かれたため、「俺が空戦S+で、はやてが総合Sですよ」と答えると、「Sランク!!?」女性教諭がとんでもなく驚いた。AAAランクでも珍しいからな。

「それだと3組は束になってもルシリオン君ひとりにすら勝てないかもしれませんよ!」

「あ、それは大丈夫ですよ。俺とはやてとシャルは魔力リミッターを掛けますから。Dランクまで下げますよ」

古代ベルカ時代やPT事件ではAAランク以下まで魔力を消費すると記憶を失っていたが、魔力上限を増やす要因となったジュエルシードを取り込むという手段のおかげで、その制限も今ではEランク以下にならなければ問題無しという好条件と化した。そうそうEランク以下まで魔力を消費するという状況にもならないだろうし、気にすることも無いだろうな。

「そうなんですか。すごいですね。この学級に来たということは、9歳、なんですよね? それにしては魔力リミッターを自分に掛けることが出来るんですね。すごいです!」

「一応、俺とはやて、アインスとリインも管理局の捜査官として勤めていますから。魔法の鍛錬で学んだんですよ」

「朝の会議で聞いてはいたんですけど、本当に管理局員だったんですね・・・」

管理世界に出掛ける際には持ち歩いていることにしている管理局員IDを見せると、女性教諭は感心しながら俺たちを見回した。とまぁ、そういうわけで俺たち見学組も実習に参加できることとなった。
女性教諭が改めて俺たちを3組の生徒に紹介すると、「よろしくお願いします!」挨拶されたからこちらも「よろしくお願いします!」と返す。そして早速チーム分け。3組はすでにチーム分けは済んでいるらしく、あとは俺たちが別れるだけなんだが・・・

「そんじゃあ、わたしとリインはユニゾンして1人と考えて、ルシル君もこっちに入って2人やな」

「うぐぐ・・・! ずるい、ずるい、ずる〜い! わたし1人だけ仲間はずれ〜!」

俺たちが揃ってどちらかに付くのはアンフェアということで、ジャンケンで二手に分かれることになった。その結果、俺とはやてはセレネとエオスの居るチームに入り、シャルはトリシュの居るチームに入ることとなった。トリシュは第4学年だけではなく初等部最強らしい。これでバランスはそれなりに整っただろう。

「オーディン様と同じ魔法を扱いになられるルシル様と、こうして刃を交えることが出来るとは思いもしませんでした。イリス。ルシル様は私に任せてくださいます?」

「強いよ? 大袈裟じゃなくてマジ
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