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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico12騎士に融合騎、はやてにリイン
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立つために“キルシュブリューテ”を振りかぶって、間合いに入ったはやてのターゲットスフィアに向かって振り下ろした。その結果・・・

「・・・・って、あれぇぇぇーーー!?」

手応えはあった。それを示すかのようにはやてのターゲットスフィアを真っ二つに斬り裂いた。それなのに、わたしのターゲットスフィアも消失してた。

「やったー!」

『やりましたですぅー!』

「え? へ? な、なんでー!?」

はやてとリインの目線の先、競技場上に展開されてるモニターを見る。そこにはわたし達Aチームの残存メンバー数は0。それはつまりトリシュも負けちゃったってわけで・・・。

「というか待って! どうしてわたしのターゲットスフィアまで消されちゃったわけ!?」

「ごめんな、シャルちゃん。わたしは、リインと一緒なんよ。2対1ってことや」

はやてが説明してくれた。私への突撃を始める直前に、上空にリインがブラッディダガー1本を待機させていたって。わたしの意識がはやての突撃に集中しているところに、リインが射出。わたしの一撃がはやてのターゲットスフィアに当たると同時に、わたしのターゲットスフィアを撃ち抜いた・・・と。

「本当なら、マイスターはやてが失格しないようにするつもりでしたけど、シャルさんの一撃が速過ぎて間に合いませんでした」

はやてとユニゾンを解除して姿を現したリインがペロッと小さな舌を出して残念がった。はやては「そうゆうわけや。リインが居ってくれたからこそ、わたしはシャルちゃんを失格に出来たんよ」って悔しそうに苦笑。

「はぁぁぁ・・・。うん、わたしの負け。負けだよ」

それでもわたしは生き残れなかった。それはつまり、負け、なのだ。わたしはその場に座り込んで、大の字になって寝転がった。


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