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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico12騎士に融合騎、はやてにリイン
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だが・・・「すごい・・・。とゆうか、競技場、なんか・・・?」はやてが目を丸くして驚く光景が目の前にあった。まぁ、俺としては見慣れているものだが。

「第3競技場は約4万3千平方メートルの広さを誇り、その全体が空間シミュレーター仕様ですから、ああいった建造物群を乱立させることも可能なんです」

サッカーのフィールド4枚分の広さだという第3競技場。そこには現在、高さが疎らな四角柱群が10数棟と乱立している。シスターシャッハの話では、いま行われているのはちょっとしたゲームだということだ。

「――つまり、クラスを2チームに分けて魔導戦をやってるってこと・・・?」

「あくまで実戦に近いスポーツと言ったところでしょうか。生徒のみなさんの周囲にターゲットスフィアと呼ばれる魔力球を帯同させ、そこに魔法攻撃を受けたら失格。時間切れまでに生き残った人数が多いチームが勝利、となってます」

「魔法を使ってのスポーツかぁ。なんや面白そうやな」

「戦闘以外で魔法を使ったのは、最近で言えばお花見の魔力砲花火くらいですね」

そう言ったアインスに「あれは綺麗だったよな」俺も同意。そこに至るまでの経緯は馬鹿話だったが。記憶が飛んでいたシャルも「映像でしか観てないけど、確かに綺麗だったよね〜」と笑う。

「あの、シスターシャッハ。わたし達も参加できますか?」

「「リイン・・・?」」

リインからまさかの意見。シスターシャッハは少し考える仕草をした後、「担当の教諭に聞いてみましょう」競技場に向かって歩き出し、彼女に続いてシャル、そして俺たちと続く。着いた競技場の手前には、準備運動を終えたばかりの4年3組の生徒たちが居た。みんなはもちろん運動着姿だ。

「あっ、シャル、はやて、ルシル!」

「それにアインスとリインも!」

真っ先に俺たちに気付いたセレネとエオスが大手を振って迎えてくれた。2人の近くに居たトリシュは声を上げることはせずに綺麗なお辞儀を1回、顔を上げて微笑みを向けてくれた。まぁ、今ので3人が俺たちと知り合いだと判った他の生徒がざわざわと話しだし、俺たちと3人がどういう関係なのかと、彼女たちに群がった。

「シスターシャッハ。もしかして彼女たちが、朝の定例会議に上がっていた見学者の子らですか?」

「はい。イリスさん。はやてさん。ルシリオン君。付添いのアインスさん。リインさん。以上5名が見学者となります。それで早速なのですが、みなさんを実習に参加させてもらうことは出来ませんか?」

「え、ええ、出来ますけど。大丈夫ですか? イリスさんはフライハイト家の騎士として有名ですけど、はやてさんとルシリオン君はどうなんでしょう? 3組は魔導師としては優秀ですので、少なくともDランクは欲しいのですが・・・」

「あ、それ
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