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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico12騎士に融合騎、はやてにリイン
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†††Sideルシリオン†††
聖王教会騎士団の精鋭・銀薔薇騎士隊ズィルバーン・ローゼの隊長(イコール教会騎士最強)であり、剣騎士最強のシュベーアトパラディンであり、教会のシスターでもあり、いま俺たちが訪れているザンクト・ヒルデ魔法学院の講師でもある、シスター・プラダマンテ・トラバント(敬称は騎士ではなくシスターの方がいい、ということだ)に案内され、応接室へと赴いた。そこに居たのは、「シャッハ!」シャルがそう呼んだように、修道服を着たシスターシャッハだった。
「おはようございます、イリス。そしてお久しぶりです、はやてさん、ルシリオン君、アインスさん、リインさん。本日、皆さんを案内させていただく、シャッハ・ヌエラです」
騎士カリムの補佐を務める秘書・護衛であり、教会のシスターでもあるシスターシャッハが俺たちを迎えてくれた。そんなシスターシャッハとは特別技能捜査課での研修時、シャルの家に泊まっている間に騎士カリムに紹介されて知り合った。そして先の次元世界と同じくシグナムと意気投合し、これまでに何度か模擬戦を行っている。ちなみにリインは通信越しでシスターシャッハと会った。
「見ず知らずの講師に案内されるよりかは気楽だから良いけど・・・。カリムは放っておいていいの?」
「ええ。今日はグラシア家のみでの集まりがありますから。ですから今日の私はこちらでお手伝いです」
「そうなんだ。じゃあ今日はよろしく、シャッハ」
シャルに続いて俺たちも「よろしくお願いします」とお辞儀すると、「はい。こちらこそ」シスターシャッハも笑顔でお辞儀に応えてくれた。そして俺たちは始業ベルが鳴るまで応接室でシスター・プラダマンテやシスターシャッハと話した。
「――さて。始業ベルも鳴りましたので、ご案内を始めましょうか」
シスターシャッハが立ち上がり、俺たちも続いてソファから立ち上がって応接室を後にする。シスター・プラダマンテとはここでお別れ。帰り際にもう1度挨拶しに来ることを約束した。廊下を歩く中、「まずはわたし達の知り合いの授業を観に行きたいんだけど」シャルがそう言って、トリシュとスクライア姉妹のことを伝えた。
「えっと、みなさんのお友達であるトリシュタンさん、セレネさん、エオスさんは同じ4年3組だったはずで・・・。今は、第3競技場での魔導競技の実習中ですね」
シスターシャッハは前面に初等部全体のスケジュールが記されたモニターを展開、トリシュ達のクラスの1時限目の科目と実習場所を確認した。
「じゃあ、そこへの案内お願い、シャッハ」
そう言うわけで最初の見学場所が決定。俺たちの友人であるトリシュ達の在籍しているクラスが実習中だという第3競技場へ足を運ぶことになった。そして、校舎より2分と掛けて歩いて件の競技場に到着したん
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