暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0920話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だ?
 年齢的に近い男同士って事もあるし、ムウはナタルと、高畑は源と付き合っているというところがあるからか? 特にムウとナタルは同棲……事実婚にも近い状態だし。

『で、アクセル。これからのこちらの行動は、以前の会議通りに暫く待ちってことでいいのかね?』

 次に通信を送ってきたのはバルトフェルド。今回の件には色々とバルトフェルドの意見も採り入れられているので、多少気になっているのだろう。

「そうだな。帝国内で連合諸王国軍を形成していた従属国には色々と独立の動きを見せて貰う必要があるからな」
『まぁ、確かにこのまま一気呵成に……とはいかないかなぁ。ただ、連合諸王国軍側にしても、どこの国かが主導権を取る必要はあるだろう? 完全に全ての国が同一の権利を持っていたりすれば、纏まる話も纏まらなくなる』
「その辺に関しては一応考えているよ。エルベ藩王国を盟主的な立場にしようと思っている」
『エルベ藩王国? それは確か……』

 恐らく捕虜から得た情報で作られたデータベースに書かれていた内容を思い出しているのだろう。数秒程の沈黙の後に思い出したのか、口を開く。

『資源が豊富な国として有名だった場所かな?』
「そうだ。この世界でも資源大国ってのは当て嵌まるからな。それに俺達としても取引をするのなら資源の類が多くある場所の方が旨味があるし」

 まぁ、資源は資源でも魔法金属とかそういうのじゃなくて、鉄とか銅とかの一般的な鉱物資源が主らしいが。
 正直な話、そのくらいの鉱物ならキブツを使えばあっさりと作れる。だが、それでも無いよりはマシだろう。

『えー。じゃあやっぱり暫くはやる事がないのかよ』

 不満を口にしたのは、例の如くアウル。
 今回行われた戦いとも呼べない戦いを思えば、その気持ちは分からないでも無い。
 別にバトルジャンキーって訳じゃないが、それにしても色々と酷かったからな。
 だが……

「確かにこの門世界に関してはやる事はないが、マブラヴ世界の方ではまだハイヴとかが大量に残っているぞ。それに技術班は技術班で、G元素の解析とかそっち関係で忙しいし」

 特にアンバールハイヴ攻略直後に門世界からの侵略があったからな。そのおかげでG元素の研究については殆ど進んでいない。
 今回の件で帝国が色々と混乱に陥って身動きが出来なくなるのなら、技術班にとっては嬉しい出来事だろう。
 俺としてもG元素に関しては色々と期待しているし。
 また魔法球の中が暫く賑やかな事になりそうだ。

『うーん、じゃあ俺達は暫くハイヴ攻略に専念するって感じでいいのか?』
「こっちとしてはそのつもりだけどな。もっとも、それに関してはマブラヴ世界側の事情もあるだろうけど」

 こちらの予定としては、元々アンバールハイヴを攻略
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ