家族会議
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スモーカー「まさか…たしぎ達だけでなく、CP9の奴等も…!」
ロー「海賊女帝、ボア・ハンコックも居たとはな…」
キッド「しかも、白ひげん所の火拳のエースもかよ」
彼女の隣には、自分達の仲間の他にCP9や七武海、名高い海賊の面子を見て驚く一行。
『どうしたの?返して欲しいんでしょ?
だったら、力ずくでも何でも好きにすれば良い。
ウチは家族の意見を尊重する。彼等が帰りたいって言うなら、素直に返すつもりだよ』
ルフィ「エース!!皆ァ!!」
先陣切って突っ走るルフィは、腕を伸ばしムウマを狙う。
サンジ「ムウマに触んじゃねぇ。このクソヤロー」
『…けど、此処では君等の味方は少ない所か誰も居ない』
しかし、先程のゾロの時と同様に攻撃が止められてしまう。
『さぁ皆。この国を守る為、邪魔者は全て排除しな』
全「!!!!」
彼女の命令を聞くと、彼等は一斉に攻撃体勢に入った。
ロー「止めろお前等!」
『無駄だよ。彼等は今、皆を殺すのに必死なんだから』
嘗ての仲間だったベポ,シャチ,ペンギンと闘うロー。
ルフィ「止めろよナミ!ロビン!俺はお前等と闘いたくねぇ!!」
スモーカー「たしぎ!ヒナ!」
『そんな声、届かないよ。皆は闘いたくなくても、彼等は闘うんだよ。
家族とこの国を守る為にね(妖笑)』
綺麗だった王宮内も忽ち戦場へと成り果てる。
フランキー「クソッ!敵は直ぐ目の前に居るってのによ!!」
『悔しそうだねぇ。
じゃあ、その悔しさを目の前に居る“敵”にぶつけなよ』
自分は闘わず、敢えて傍観者として彼等の様子を楽しそうに眺めるムウマ。
と、その時…!
『!!』
隙を突かれた彼女は、ローの長刀によって体を上下半分に斬られてしまった。
カリファ「ムウマ!」
モモンガ「ムウマ!!」
彼女の異変に気付いた彼等は、手を止めて名前を叫んだ。
『……クククッ…ハハハハッ』
ロー「!?」
しかし、不死身の体を持つ彼女は狂う様に笑った。
―グサッ!!―
全「!!??」
ロー「ぐはぁ!!」
彼の体を浮かせると、長刀を奪い腹部を目掛けて槍の様に投げ突けた。
『何してんのさ。口を動かさず手を動かせ』
殺気に満ちた一言を発すると、今まで手を止めていた彼等は直ぐに攻撃体勢に戻った。
『ねぇ、今どんな感覚?痛い?それとも苦しい?』
ロー「ぐっ…かはっ…!」
『今、その苦しみから解放してあげる』
すると、血を流して倒れているローに近付き、彼の顎をクイッと上げる。
『今
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