episode2 ーCybernetic Revolutionー
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目深に被ったフードでは、さっさと進めろと睨みつけている
「……言葉が通じないというのも噂通りだな。俺はこれでターンエンドだ。」
無視された事に気分を害したのか少し語調を荒くしレンカを鋭く睨みつけるとターンを終了する。
「……ドロー。マジックカード、死者蘇生発動。甦れ、レッドアイズ!!」
光輝く魔法陣から漆黒の竜が姿を現し、その復活を告げるかのように大きく咆哮を上げる。
「倒されても尚復活するレンカ選手のエースモンスター、レッドアイズ・ブラックドラゴン!だが、亮のモンスター、サイバー・ツイン・ドラゴンには及ばないぞ!」
「バトル!レッドアイズでサイバー・ツイン・ドラゴンに攻撃!黒・炎・弾!!」
「なっ!?正気か!」
レッドアイズのがサイバー・ツイン・ドラゴンより攻撃力が低いはずなのに攻撃宣言をレンカ。会場からプレイングミスや勝負を捨てたか?などという声が聞こえてくる。
「墓地のスキル・サクセサーのエフェクト発動。このカードを除外し、レッドアイズの攻撃力を800ポイント上昇させる。
「なっ、墓地から罠だと……!?」
墓地からトラップカードに驚きを見せる亮。もっとも手札から罠を使った亮も他人の事は言えないが。
スキル・サクセサーの効果に攻撃力が上昇し、レッドアイズがサイバー・ツイン・ドラゴンを破壊する。
手札から罠のお返しを成功させ、レンカはフードの奥でうまくいったほくそ笑む。
カイザー亮:4000→3600
「カードを一枚伏せ、ターンエンド。」
「俺のターン、ドロー!魔法カード、強欲な壺を発動!デッキからカードを二枚ドローする。さらに魔法カード、タイムカプセル。デッキからカード一枚を除外し、2ターン後手札に加える。」
ドローカードの次にタイムラグはあるものの万能なサーチ効果を持つカードの使用で態勢を整えた亮が動く。
「俺は手札から三体目のサイバー・ドラゴンを特殊召喚する。さらに、プロト・サイバー・ドラゴンを召喚。このモンスターは場に表側表示で存在する限り、サイバー・ドラゴンとして扱う。」
機光の竜とそのプロトタイプとなるモンスターが並ぶ。
「そして、速攻魔法、フォトン・ジェネレーター・ユニット発動!場の二体のサイバー・ドラゴンを生贄にデッキからサイバー・レーザー・ドラゴンを特殊召喚する!!」
二体のモンスターを生贄に召喚されたのは、新たなる姿のサイバー・ドラゴン。姿形は似ているもののやはり、所々違う。角ばったスタイルから流線型へとチェンジされ、さらに尾の部分にはレーザー砲が取り付けられている。
「サイバー・ドラゴン二体を生贄にし、召喚されたのはサイバー・ドラゴンの攻撃特化型モンスター、サイバー・レーザー・ドラゴンだぁぁ!その破壊効果は強力だ
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