この後、めちゃくちゃチョメチョメした
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猊下ってつくぐらいだから偉いんだろうな(小並感)
「いや、構わない」
「ブフォッ」
ぼんやりした視界からようやく視界が晴れ、男の姿が見えた。男の姿を見て俺は吹き出した。学校の校門で会ったじいちゃんじゃねえか!
「先ほどぶりだな。少年」
「もう、フリードと会われていたのですか?」
「うむ。最初に会ったときは、彼はフリードなど知らないと言っていたがな」
そういうと、シスターがこちらを少し怒ったように見ていた。ちゃうねん!誤解やねん!そんな目で見んとって!
「フリード後で話があります」
「はい」
やばい激おこぷんぷん丸やで、俺死んだな。
「では、本人も来たところで本題に入ろう」
そんなことより、このあとの死刑を切り抜ける方法を考えることで頭いっぱいなんだけど。
「率直に言おう。フリード、君にはヴァチカンに来て私のもとでエクソシストになるための本格的な訓練を受けてもらいたい」
「マジで!?いくいく」
ヒャッホー速攻で踏み台の第1段階クリアできるじゃん。行かない手はないべ。
「簡単に決めていいのか?ここを離れるのだぞ」
「死ぬわけじゃないし問題ないっす」
永遠に会えなくなるわけじゃないし、それに原作に入れば嫌でも会うことになるんだから10年くらい耐えれるだろ。…たぶん
「そうか、では3日後にもう一度迎えに来る。その時までに別れを済ませておきなさい」
「あいあい」
そう言い残しじいちゃんは去って行った。
「本当にあんな簡単に決めてよかったのですか?ゼノヴィアたちともお別れしなければいけないのですよ」
「さっきも言ったけどさ、死ぬわけじゃないし。いつかどっかで会えるだろうし。そう悲観して考えなくてもいいと思うけどね」
「貴方は本当に子供ですか?達観しすぎですよ」
体は子供、心は大人!その名も、フリード・セルゼン!何?パクリ?馬鹿野郎オマージュと言え、オマージュと。
「まあ、いいじゃん。さて、もう一眠りするかな」
「待ちなさい」
俺が寝室に戻ろうとしたところをシスターに捕まえられた。
「話があります」
シスターは満面の笑みで言った。美人の笑顔ほど怖いものはないと知った今日この頃…
「はい」
このあとめちゃくちゃ説教された。
俺がこの施設を出ることが決まって、旅立つ前日ささやかながらお別れ会を開いてくれることになった。みんな、俺が出ていくことを悲しんでくれた。ゼノヴィアなんか半泣きだった。その泣き顔は俺の心のシャッターで記録しておきました。ごちそうさまです。
…だが、今俺はお別れ会において、最大の試練にぶつかっている。問題のものは俺の目の前にある。ゼノヴィアの手料
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