この後、めちゃくちゃチョメチョメした
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ちょっとした、騒動から数日たった。あれから、特に変わったこともなく学校に行けている。ゼノヴィアも元気になったのでちょっかいはかけられていないみたいだ。そういえば、風の噂に聞いたがちょっかいをかけてきた奴らは自宅で謹慎しているらしい。軽い気もするけどいいや。また来たら今度は問答無用でぶっぱするし。
今日も特に変わりなく一日を終えゼノヴィアと帰宅しているときだった。学校を出たところで白髪の巨漢のお爺さんに会った。
明らかに体から出ているオーラみたいなのがやばい。何このおじいちゃん、こわい。かかわらないように通り過ぎよう。
「すまない」
げっ、声かけてきやがった。
「は、はい」
やべ、緊張して変な声が出た。
「フリード・セルゼンという子を知っているかね?」
…え?何?フリード・セルゼン?誰その踏み台。ああ、俺か!なんだ、俺に用があるのか…ファッ!?
「いえ、知りません」(真顔)
今の俺の演技は劇団●季並の演技だったな。
「え?何言ってるのフ「な〜に、言ってるのかな?ゼノヴィアちゃん、そんな子知らないよね?知らないよねえ?」…う、うん。知らない」
ゼノヴィアは俺のものをも言わせない気迫に押されて俺がフリードだと言わなかった。
「ふむ、そうか。呼び止めてすまなかった。では、…また会おう」
よっしゃ!気付かれてないぞ。今のうちに帰ろっと。
そういえば、最後になんて言ったんだ?ま、いっか帰ろう帰ろう。
「「ただいま」」
家に帰ると、俺たちより早くグリ姉が帰ってきていた。
「おかえり、二人とも。今日はお客様が来られるようなので静かにしてましょうね」
客?俺には関係ないか。最近夜遅くまで本を読んで眠いし寝ようか。
「ほうほう、飯の時間まで寝てるし用があったら起こして」
俺はそう言い残し、寝室へと向かった。
「…きて」
気持ちよく寝ていたところで、誰かに肩のあたりを叩かれた。
「起きて、フリード」
まだ頭がすこしぼぉっとするけど、ゼノヴィアが起こしに来たのだけは分かった。
「んあ、もう飯の時間か?」
「違うよ、シスターがフリードを読んで来てって言ってたから呼びに来たの」
シスターが俺に?何のようだろ。
「ん、ありがと。行ってくる」
眠気眼をこすりながらシスターのもとへと向かった。
眠くて、まだ視界が安定しないな。
「シスター何か用?」
「あ、ようやく来ましたね。フリード。目を覚ましなさい。お客様の前ですよ」
お客さん来てたのか。もうてっきり帰ったものだとばかり思ってたわ。
「ういうい」
「もう。すみません。ストラーダ猊下」
ん?ストラーダ猊下?
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