暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜黒衣の魔導剣士〜
空白期 中学編 09 「紫炎の剣」
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
自身も危険性のあるテストを行っている身だ。セイが自分から言い出したのなら止められる立場ではないし、意思を尊重したいとも思う。

「そうか……ということは、こっちのテストばかりはできなくなるな」
『そうなりますね。研究が順調に進むかどうかは不明ですから、何もせずに待たせる時間が減ると思うと私には都合が良いですが』

 別に堂々と言わなくていいと思うのだが……痺れもしなければ、憧れもしないのだから。

「……そういえばファラはどうしたんだ?」
『彼女なら今日はマリーの手伝いに行っていますよ。確かリインフォースUのメンテナンスがあったはずですから』
「なるほど。その手のことにはあいつは力になれるからな。何よりセイやリインのこと大好きだし」
『ですね。個人的に過干渉や過保護は煙たがられると思いますが……ファラとかフェイトとかディアーチェとか』

 そこでフェイトとディアーチェは出すなよ。あいつらのは、なのはやお前に対する優しさだろうが。

「お前な……そういうこと言ってると嫌われるぞ」
『冗談ですよ。それに、きちんと時と場合は考えています』
「それがある意味性質が悪いんだっつうの……」



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ