空白期 中学編 09 「紫炎の剣」
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自身も危険性のあるテストを行っている身だ。セイが自分から言い出したのなら止められる立場ではないし、意思を尊重したいとも思う。
「そうか……ということは、こっちのテストばかりはできなくなるな」
『そうなりますね。研究が順調に進むかどうかは不明ですから、何もせずに待たせる時間が減ると思うと私には都合が良いですが』
別に堂々と言わなくていいと思うのだが……痺れもしなければ、憧れもしないのだから。
「……そういえばファラはどうしたんだ?」
『彼女なら今日はマリーの手伝いに行っていますよ。確かリインフォースUのメンテナンスがあったはずですから』
「なるほど。その手のことにはあいつは力になれるからな。何よりセイやリインのこと大好きだし」
『ですね。個人的に過干渉や過保護は煙たがられると思いますが……ファラとかフェイトとかディアーチェとか』
そこでフェイトとディアーチェは出すなよ。あいつらのは、なのはやお前に対する優しさだろうが。
「お前な……そういうこと言ってると嫌われるぞ」
『冗談ですよ。それに、きちんと時と場合は考えています』
「それがある意味性質が悪いんだっつうの……」
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