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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
お見舞い客、四組目 そして、異変
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の品とお礼の品を台に置いて終わりとした。
「さて、ではここからは雑談と行こうか。正直なところ、聞きたいことは山のようにある。」
「まあ、だろうな。最初に来た階層支配者ズはもの凄く聞きたそうだったし。」
それを感じ取ったのに、向こうの胃が痛くなる情報ばかり渡したのが一輝である。
「じゃあ、それで?一つまでなら、質問に答えてやるぞ?」
「ふむ、一つ、か・・・」
「そう、一つ。大サービスだぜ?今全階層支配者やら上層の神軍やらが喉から手が出るほど欲しい権利だ。」
「確かに、その通りだ。」
そう言うとマンドラは少し考え。
「では一つ。お前はなんなのだ?」
「・・・それは、俺の主観か?それとも、客観的な事実か?もしくは・・・
世界から授けられた役目か
(
・・・・・・・・・・・・
)
?」
「
お前の主観だ
(
・・・・・・
)
。」
そして、最も価値のない回答を聞いた。二つ目か三つ目であれば、それはゲームをクリアする材料となる。そして、今であればその情報は上層に高く売りつけることのできる
情報
(
ギフト
)
だ。“サラマンドラ”が復興することのできるだけのギフトを得ることも、サンドラを開放する手助けをさせることもできたかもしれないのに、だ。
「・・・それでいいんだな?」
「ああ、構わない。それに、どうせ言わなくても手伝うのだろう?」
「・・・俺に出来ることがあって、俺がやろうと思ったら、な。その時は手伝ってやるよ。」
「主催者権限を無効化できるのだ。協力を得られるのなら、最も得たい相手でもある。」
「あの手のやつは、出来るかどうか微妙なところだけどな。」
一言そう言ってから、一輝は自分に対する主観を述べる。
「ま、俺はただの
悪
(
クズ
)
だよ。本来なら、今すぐ討たれてもおかしくないくらいに染まりきってる、な。」
それは、世界の認識とは大きく離れたものであった。
========
「はぁ・・・なんか、疲れた・・・」
「一日座ってお見舞いに来てくれた人と話してただけじゃない。むしろ、あんたと話した人の大半の方が疲れてるわよ。」
と、あんな感じで進んでいったお見舞いも一輝が関わりのないところを拒否したことで、一日詰め込みで終わった。その密度はかなりのものであるのだが、まあ大した問題ではない。むしろ、詰め込んでも一日つぶれるほどの人数がお見舞いにきた、ということ自体かなりのことである。
「それにしてもまあ、よくあんなにお見舞いに来たもんだよな。」
「あんた、自分で分かってないだけでいろんなところでつながり作ってんのよ。まあ、さすがにラシャプさんが来た時は驚いたけど。」
「実は、俺もちょっと驚いた。どこの神軍にせよ、俺の扱いは問題になってるはずなんだけど。」
「そこを無理
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