初陣とか言っても実際やる事は変わりませんがご了承ください
お泊り
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問符を使ったのか分からないが、とりあえず開けてみる事にした。
恐る恐る新着メールを開くと
題名:For you
添付:1.jpg
2.jpg
:
:
49.jpg
本文:
「 本文無しか・・・ 」
てっきり添付ファイルの説明が書いてあるものだと思っていたが、そうではないらしい
「 それにしても添付ファイルが多いな 」
何かの画像データらしいが、画像を開いてみても何の画像なのか分からなかった。円の三分の一が欠けたものや四角形の一辺が足りないものなどが多く、中には完全に落書きにしか見えないものもあった。
「 とりあえず印刷してみますか・・・? 」
一括印刷ボタンをクリック。印刷が始まった
うぃーん
うぃーん
:
:
ピピピッ!
印刷が終わったようだ
・・・・キュイーン・・・ゴゴゴゴゴ・・・・
え?まだ動いてる?
いや、印刷された紙の下に何か出てきてるっ!!
にゅーん・・・・・・ゴン!
「 いったーい! って、うわぁ! 」
・・・ドサリ
「 何で逆向きなんですか〜? 」
ああ、この人(女神)か・・・
「 いや、ここの印刷機って、印刷面が下向きに出てくるんですよ 」
高さ1m程の台の上に設置された印刷機から逆さまに出てきて地面に頭をぶつけそのまま床に投げ出された女神様はご機嫌ナナメである
「 召還の陣は普通上向きで揃えるんですよ! 」
「 いえ、印刷されたものが自然と重なってしまったみたいですね。僕は無罪です 」
「 いいえ、あなたは有罪ですっ! 」
「 ・・・どうしてですか? 」
「 印刷物が逆さまに出てくる研究室に居ること自体が罪なのです! 」
・・・あー・・・あぁ。
これはあれだ。理不尽ってやつですね? わかります。
女神様に対して「 こいつめんどくせっ 」っという感情を覚えながら、静かに夜は更けていく・・・
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