第十六話 楓の家出
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くと来ないのかよ・・・」
「だって〜大地の所しか行く所無いんだもん!」
「・・・・・・」
本音を言えばとっとと帰って欲しいがとりあえず面倒臭いので放っておくことにした大地。
「まぁ・・・飽きたら帰るだろ・・・」
一方
「うぎゃああああああああああああああああ!!」
楓が離脱した為楓が普段やっていた事を全てやらなければならない力達。
とりあえず楓が残していった予定表を見たのだが・・・
「何だこの量は!!!!!!!!?」
楓が普段こなしている事・・・合計すると人間が一日で終わらすことは不可能な量ある。
「こりゃ下手すりゃ一週間かかるぞ・・・・」
予定表を見た力は気合を入れると仕事分担に入った。
楓の日々の予定1 ダグベースのメンテ
『えっと!これがこっちで・・・』
『違う!!そっちだよ!!』
『これであってるんだよ!!』
『いや!先輩こうですよ!!』
八神組で楓を除いてメカに詳しいチームアルフェリスがダグベースをメンテしているがあまり上手くいかない。楓が奇抜なセッティングや微妙な感覚調整を行っている為下手に弄れないのだ。
『う〜ん最近楓にまかせっきりしてたたからな』
『楓がいないとこういう事で苦労するのか・・・』
ビルガー・ボルト共に超細かいセッティングで四苦八苦していた。
普段から楓一人にダグベースのメンテをすべてやらせていたしっぺ返しである。
楓の日々の予定その2 子ども達の相手
「きゃ!きゃ!!!」
霧島園で子ども達の相手をしているサイモン。
「おい!サイモン!相撲だ!!」
「違う!飯事だ!!」
「戦いごっこが先だ!!!」
「うわああああああああ!お前ら俺の身体は一個しかねえんだ!!!」
子ども達の不特定多数の相手をしているサイモンはパニックになっていた。
「姉ちゃんなら全部やってくれるぞ!!」
「う・・・想像がつかない・・・ていうかダイの子供の相手より大変だぞ!!」
相撲やって飯事やりながら戦いごっこしている姿が想像できないサイモン。
楓の日々の予定その3 皆様のサポート
「楓!ばんそーこー!」
「楓!デバイスの調子が悪くて!」
「楓!電気の配線が切れた!!」
「楓!部屋にゴキが出た!!」
厄介ごとを全て楓に持って来る八神組の面々。
「ええっと!処置は完了して・・・これがこっちで・・・これは担当部署にまわして・・・ことはちゃんの部屋のは新聞紙丸めて撃破して・・・」
適切に処理しまくっているシャマル先生。
「ふぅ〜楓ちゃん本当に人間なのかしら・・・」
一息入れて紅茶を飲むシャマル先生。
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