第2巻
合同授業
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々教師も、まして生徒達はあなたの私物ではない」
「フン、賢しげに道理を説くか。校長といい、《救世主》というのはどうしてそう小癪なのかねえ」
「理事長こそ、どうぞ己の本分を弁えて頂きたい」
田中と理事長の間に、電気が鳴っているように聞こえる。緊張感高まるが、生徒達も互いの顔を見合わせて不安そうになる。授業所ではない雰囲気になってしまうので、俺は気配を消して理事長の隣に拳銃を頭に向けてから言った。
「そこまでだ!」
「・・・・何時の間にここに来たのかね、それも拳銃を持つ生徒は規定違反だ」
「お生憎様だけど、俺はアンタの駒になった覚えはないからとっとと口を閉ざせ。それとも今すぐ零社長に言って理事長職を解任させてやろうか?先ほどの会話は、既に零社長の耳に入っている。俺は拳銃や伸縮警棒を持つ権限を持っているから、持っていても不思議ではない。テメエみたいな凡人野郎に指図される覚えはないから、引っ込んでな!」
そう言ってから、殺気と覇気をこの男にぶつけた後に見学席から一瞬にしてサツキのところに戻ったが、この雰囲気を何とかしないといけないので銃をしまってから言ったけど。
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