暁 〜小説投稿サイト〜
ウイングマン イルミネーションプラス編
決戦、VS イルミネーションプラス
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
況を変えられるとしたら……
桃子の顔を見た。
しかし、アオイの口からこの提案はできない。
桃子ならこの状況を打破できる。しかし、一歩間違えれば桃子がライト人間になってしまう危険性があるのだ。
桃子には自分とは違ってディメンションパワーをコントロールできない。
コスチュームに守られているだけなのだ。
それに桃子にそれを頼むのはハードルがあった……

「それしかないよね……」
アオイの考えはその視線だけで桃子には伝わっていた。
「アオイさんだって身を挺して戦っているんだから……」
自分のコスチュームを見た。
しかし、やはりいいアイデアを思いつかなかった。
「それにあいつを倒さなかったら、私もライト人間になってしまう……」
桃子は覚悟を決めた。
「リーダー! こっちを見ないでください!」
そう言うと桃子はコスチュームのスカートを脱ぎ始めた。

しかし手遅れだった。
見ないでくれと言われても、すでにてい健太は射的に声のする方を見てしまっていた。
桃子のお尻は見事にLEDライトのように輝いている。
パンツをはいているとは言え体が強烈に発光していて、完全に透けて見えてしまっている。
水に濡れた下着よりも透けてしまっていて、隠すガードの役割を完全に無効化してしまっていた。
そこまでの自覚は桃子にはなかったが、好きな人とはいえ、自ら下着を人前で見せる行為は恥ずかしくてたまらなかった。
しかし、隠すことはできない。
「リーダー、お願い! あいつをやっつけて!」
桃子のお尻から下半身に光源は広がっていき、ソーラパーワーの充電も徐々にたまってきている。だがまだ足りていなかった。
「あと、少しなのに……」
健太は腕のメーターを見てもどかしく思った。

「ハハハ。無駄だ。お前の仲間ももうすぐライト人間だぜ。そうなったら形勢逆転だ」
今はまだ大丈夫だがライト人間になってしまえばアオイも桃子も敵に変わってしまう。
しかし、健太には成すすべがない。
2人のライト人間化の進行度合いも確実に進行している。
ただ、アオイのパンツと桃子のトップスが2人のライト人間化を食い止める最後の砦になって、なんとかそれを保っていた
しかし、そこが侵食されるのも時間の問題かもしれない。それに健太の変身のリミットまであとわずかだった。
「桃子ちゃん、覚悟を決めるわよ!」
アオイのその呼びかけに桃子も強くうなずいた。
イチかバチかの勝負だ。
「何っ!?」
イルミネーションプラスは顔を歪ませた。
アオイはパンツを、桃子はトップスを自ら剥ぎ取ったのだ。
2人の恥部がさらされると間もなくそこに光源の浸食が始まった。
しかし、お蔭でソーラパワーの充電が一気に高まりった。
「やった!」
デスボールの発射ができるほどにソーラパワーがチャー
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ