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ウイングマン イルミネーションプラス編
決戦、VS イルミネーションプラス
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ぶつけてくる。
アオイと桃子がディメンションビームで攻撃する。
そのお蔭で、敵の攻撃の狙いが定まらない。
ウイングマンは攻撃をよけ、クロムレイバーを切りつけた。
そして、今度は左手を切り落とした。
「くっ……くそっ!」
イルミネーションプラスの顔に焦りが映った。
「勝負あったな」
ウイングマンはさっさと勝負を決めにかかった。
そのとき月が雲に覆われた。

月の光が陰るとあたりは暗くなってきた。
それを見てイルミネーションプラスはニヤリと笑った、
「天はオレ様を味方したようだな……」
そう言うとイルミネーションプラスが発光を止めた。
「これでどうだっ!」
辺りは完全に真っ暗になった。
雲で月が完全に隠されると光源がないので完全な暗黒になった。
「えっ!?」
健太はあっけにとられた。
まさか視覚を奪われるとは考えていなかった。
アオイも桃子もまったく見えない状態だ。
前のときは街の灯りがあったので、多少、視覚は生きていたのだが、今は完全に見えていない。暗黒の世界だ。
「うわっ!」
しかし、イルミネーションプラスは完全にウイングマンたちを捉えることができていた。
ウイングマンは一方的に攻撃をされるだけだ。
攻撃はキックやパンチでの攻撃なのでダメージとしては低い。
しかし、何度も受けていけば効いてくる。しかも健太は打つすべがないのだ。
「リーダーっ!!」
ウイングマンは完全なサンドバック状態になっていた。
アオイは打開策を考えたが思いつかない。
そもそもアオイですら健太がどこにいるのかがわからないのだ。
「このままじゃケン坊でもやられちゃうよ……」
雲がどれだけ厚いのかはわからないが本当に暗黒の世界だ。
「でも、光がないんじゃ……」
ん!?
アオイはひとつアイデアを閃いた。
「ケン坊っ! これなら見えるでしょっ!」
多少危険だけれど、光を出す方法はあった。
それを試してみたのだ。
「アオイさんっ!?」
桃子も驚きの声を上げた。まさかそんな手で光を出すなんて考えもしなかった。
アオイは自分のブラを右手で剥ぎ取ったのだ。
アオイの胸は光を放っていた。
乳首を中心に乳房にまで光源が広がっていた。
「えっ!?」
健太も思わず二度見した。
胸を中心にアオイの姿がぼんやりと認識できる。
「お、おっぱいが、アオイさんのおっぱいが光ってる……なんで?」
まさかアオイの胸にそんな仕掛けがあるなんて考えてもみなかったのだ。
「ちょっと、どこ見てんのよ!!!!」 
アオイは健太の視線に恥ずかしくなった。しかし手を隠すわけにはいかない。隠したら辺りは暗闇に戻ってしまう。
「ケン坊が見なきゃいけないのはあっちでしょ!」
胸を晒したままアオイは敵を指さした。
自分の光のおかげでうっすらと
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