ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第12話
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る士官隊の話では突然、不幸のゲージが急降下したそうです。」
「あの男、何かやらかしたな。」
「あの男って誰ですか。」
「ウェスター少尉だよ。」
「高卒で幹部に昇格した方ですか。」
「その通りだ。ところで、メビウス様に報告を入れたのか。」
「只今、1等曹官が1人謁見の間へ向かっております。ラビリンスに取って一大不祥事ですから。」
「相分かった、イースに代わるぞ。」
サウラーはイースに携帯を返還した。
「もしもし、曹長。」
「ハッ、イース中将。」
「報告に向かっているのだね。」
「その通りです。」
「分かったわ。ウェスター少尉については、ここへ戻って来た時詳しい事情を聞いてみるわ。それでは切るよ。」
「ハッ。」
イースは通話を切った。
「大それたことしたなぁ、ウェスター。」
すると、ウェスターが帰って来た。
「ギギーーーッ。」
「ウェスター。」
「やっぱり、お2人さんいましたか。」
「いるわよ。」
「ウェスター、一体、何をやらかしたんだ。」
「それが、そにょあにょ〜お〜.....。」
赤塚公園
「ウィーーーック。」
「カポカポ。」
「何でい、髪が変でい。」
カオルちゃんは自分の手鏡で顔を見た。
「ハハハハハハハハハ。おもしろいでい。」
「カオル、何かあった。」
「こ、これはジュリアーノ。」
「カオル、その髪何よ。」
「ジュリアーノ様、あなたの髪も変ですよ。」
「エッ。」
カオルちゃんは、ジュリアーノに手鏡を渡した。
「キャアーーーーッ。何、この髪型。」
「クスクスクスクス。」
「何、笑ってるのよ。ところで、何か飛んで来なかった。」
「そう言えば、大きな毛玉のようなバケモノが飛んで行ったような気がします。」
「それだよ。でも、本当におかしいわね。」
「ハハハハハハハハハハハ。」
都営三田線西高島平行き車内
美希の祈里が乗車している地下鉄が高島平駅へ近付いて来た。
「ブッキー、あれを見て。」
「なんか皆、変な髪形している。」
ホームにかかった。そして....
「プシュ、ピンポンピンポン。」
「ピューーッピューーッ。」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。」
「すごい笑い声。」
「駅の放送、全然聞こえない。」
「ハハハハハハーーアーーーハハハハハハーーアーーー。」
「プシュ、ピンポンピンポン。」
「ハハハハハハハンハハハハハハハン。」
地下鉄は出発した。
「何なのアレ。効果音まで笑い声になってる。」
「これもラビリンスの仕業なの。」
「次は新高島平、新高島平。お出口は左側です。」
一方
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