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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第12話
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白詰草女子学院 校門

 祈里も校門を出て大崎駅へ向かった。
 「パパ、大丈夫かしら。荒川の河川敷、帰りに行くなんて。」

 一方、ラブは

 「あら、ラブちゃん、今日は駅を通過してどこへ向かうの。」
 「荒川の河川敷。」
 「そんなとこ行くの。珍しいわね。」
 「じゃあ、私たちここで失礼するわ。」
 地下鉄で通うクラスメートたちと分かれた。

 更に数分後

 ラブは荒川の堤防に到着した。
 「お父さんどこにいるの。アッ、いたいた。お父さーーーーん、おじさーーーーん」
 「オッ、ラブか。」
 「早いな。地元の都立高校へ通っているから。」
 「そうよ、おじさん。」
 「ラブ、かなり評判が良いぞ。」
 「そうなの。」
 「数人、飼い主さんときちんと話をし、承諾した上で被せていただいております。」
 「私の存在が大きいのです。」
 「おじさん、獣医さんだからね。」
 「その通り。疑いあればいつでも診察しますから。」
 「おかげで、疑う飼い主さんは1人も現れず、信用して被ってくれます。」

 池袋駅 山手線外回りホーム

 「ブッキー。」
 「お待たせ。」
 「これから2人で新高島平駅へ行こう。」
 「うん。」
 「ピコピコピコピーーーン。」

 荒川河川敷

 「それでもお父さん、あまり強引に被せたらダメよ。」
 「分かっている。」
 「飼い主さんが迷惑し、動物たちも嫌がって不幸にしてしまうから。」
 「何、不幸にしてしまうだと。よし、これだ。スイッチ・オーバー。」
 「ボン。」
 「ガハハハハハハハッ。我が名はウェスター。ラビリンス一の力持ち。ナケワメーケ8号、我に仕えろ。」
 「シューーーーーッ、ペタッ。」
 「圭太郎君。」
 「お父さん。」
 「カ、カツラが.....」
 圭太郎が持っているカツラが動き出した。カツラはナケワメーケ8号になった。
 「ウィーーーーーック。」
 「ヤレッ。」
 「カポカポカポ。」
 「何だこれ。」
 「フサフサになってる。」
 「私はモコモコよ。」
 「ガハハハハハハ。もっと泣けワメけ。」
 「待て、ウェスター。」
 「行くぞ。」
 ウェスターとナケワメーケ8号はワープして去った。

 都営地下鉄巣鴨駅

 「急ごう、新高島平へ。」
 「うん。」
 「ピッ....ピッ。」

 高島平駅前広場

 突然ウェスターと8号が姿を現した。
 「駅前商店街へ通じる広場で一番賑わう場所だ。ヤレッ、8号。」
 「ウィーーーーック。」
 「カポカポカポカポカポカポカポカポ。」
 「キャーーーーッ。」
 「何コレ。」
 「抜けなーーーーい。」
 「ガハハハハハハハ。もっと泣けワメけ。エッ....。
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