第2巻
新たな彼女立候補者現る
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ようで。
「校長先生はどちらにいるか知っているのか?」
「マリお姉ちゃんなら、帰ってくるまでここで待ってるといいのです」
ホントに鞠同様のような天使笑顔をしてくるので、小型無人偵察機が笑顔を撮った時はロリコン好きの隊員が興奮したと後々に聞いた。その時の担当がロリコン好きの男性隊員で、烏や雀に鞠と言った幼女を見てからロリコン好きになってしまった。戦闘時は真顔になって戦うが、監視側の時や休みの時は今まで撮り溜めしていた写真を見るのが好きとか。話が脱線したが、ここで待つのならそうさせてもらおうと対面のソファに腰を下ろす。天使ちゃんが笑顔のまま、ソファの隣に叩いていたけど。沙紀は俺の後ろで立つ予定だったが、長時間立たせるのも悪いので俺の隣に座れと言った。すると天使ちゃんは腰を上げて沙紀の反対側に座った。
「何かな?」
基本的に俺は女性に対してある程度耐性が付いているので、幼女や大人の女性が話しかけてきても苦手意識を出さないようにしている。でも女性パワーはとてもあると知っているので、用心している。
「それとなぜにくっつく?」
「まーやは誰かにくっついてないと、死んじゃうのです」
「そーいえばいつ見ても、校長にくっついていたなー・・・・ってなんでやねん!今のは嘘だな」
「とても溜めたツッコミなのですが、嘘なのです」
えへーという笑顔を見せてくるのでとりあえず話しかける事にした。
「君は学校に行かないのか?」
一応この子の事については知っているが、聞いてみた。その方がいいと思ったけど。
「まーやは他の人よりずっと早く《救世主》として目覚めてしまいましたから、国の偉い人が作った決まりで小学校に行かせてはもらえないのです。義務教育の崇高な精神は死んだのです。だから毎日、マリお姉ちゃんと一緒にいるのです」
「と言う事は、友達とかはいないのかな?」
「そうなのです『では校長先生が来るまで君と話しているか』わあ!まーやはとても嬉しいのです!」
エンジェルスマイルを見た俺と沙紀は、大喜びをした子としばらく話している事にした。どーせホームルームをサボっても大丈夫だろう、たぶん。この子の名は四門摩耶と言い、この子にしてれば難しい字を使うんだなと思ったが、本人曰くまーやと呼んで欲しいと言う事で俺も沙紀もそう呼ぶ事にした。俺も沙紀も互いの名前で呼んでもいいと許可したが、沙紀だけはさん付けで頼むと頼んだら承諾してくれた。大人の女性だからかもしれない。
「実は前々から諸葉と沙紀さんとはゆっくりお話したかったのです」
「俺もそうだけど沙紀もか?良い話し相手になればいいのだが・・・・」
「まあ私としては構いませよ。先程の生徒よりかはマシな相手です」
先程の生徒と言った
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