4.新造艦
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ーーーーーーーーーーーーーーーーアメストリアsideーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は今提督、工廠長と共に建造用のドックの前にいる。
妖精さんに渡す資材の量を適当に変えたり、巡回から帰って来た電に「このドックは何なのです!?」って言われたり、建造時に提督が盛大に顔を引きつらせたりと、色々とあったが、なんとか建造まで持ち込めた。因みに渡した資材だが、
燃料 30
弾薬 30
鋼材 200
ボーキ 30
とオール30レシピを少しいじったやつだ。主に駆逐艦や軽巡洋艦が出てくるレシピだが、鋼材の量が違ったのか、何か可笑しい。
「アメストリア...これ、軽巡?」
「いや、重巡だな。具体的には利根型だと思われる。」
「だよね...」
俺が艦種なんか分かる筈無く、''彼女''がそう判断した。
膨大な知識があり、機密と打たれても可笑しくない重大な情報まで持っていた。
「吾輩が利根である!吾輩が艦隊に加わる以上、もう索敵の心配はないぞ!」
そう。何故か重巡の利根さんぁ来てしまったのである。しかも、ごめんね?俺、半径10000mを全て探知できるんだわ。ごめんちょ。
「...僕がこのパラオ鎮守府の提督だよ。そして彼女があっちにある物凄く大きな戦艦の艦娘、アメストリアだよ。」
「(;゜0゜)」
となっていた。利根さんが、絶句してしまった!
理由は分かるが、やめて頂きたい...物凄く心にグサリとくる。主に''彼女''が。
「あ、あれは...大和の、改造が何か...?」
oh......素が出てらっしゃる。説明してやるか....鬱だけど。
「あぁ...アメストリア型戦艦一番艦アメストリア。全長4645m、全幅530mの巨大だが、まぁ、慣れてくれ」
「わ、わかったのじゃ...」
「あはは...ここだけの秘密だからね...早速、遠征に電といってきてくれるかな?」
「了解したのじゃっ!」
「提督...」
「ごめんね。お 留 守 番 ☆」
絶対楽しんでるっ!俺だって役に立ちたいよ!でも資材が吹き飛ぶんだもん!しかもわざとらしくゆっくりと一字ずつ強調して言われると思わず涙目になる。
俺、一切動けない......やけくそだ...もう二隻作ろっと。
「うぅ...提督、もう少し作ってくる」
「ん。わかった」
妖精さんに駆逐艦の建造レシピの量を渡す。何故か俺はこの鎮守府の妖精さんには大変好かれており、俺がお願いすれば、大体望む艦娘が出てくる。うん。何故だろうね?
結果から言おう。
雷、暁だった。このペースだと第六駆逐隊が出来るか?
また、二人もアメストリアの巨大さに絶句していた。やめてぇ...''彼女''のライフはもう-120よぅ...
慰めなければ...
「提督、あまりにも暇だ。」
「そうだねー...演習か開発でも
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