暁 〜小説投稿サイト〜
チート戦艦の非常識な鎮守府生活
2.てーとく!浜に巨大な戦艦がっ!?
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か頼り無さそうだが、それが良い。俺は少し無表情になりがちな戦艦アメストリアだ。今回は助かった。鼻の下がのびきっていただろう。
しかし俺ことアメストリアの身体も170cmくらいの身長でかなりの超絶美少女に入ると自負している。まず、奴の手を取り、起き上がる。
「それで、君は何者なんだい?どこの所属かな?出来る範囲で再送するけど。」
「私はアメストリア型戦艦一番艦アメストリアです。圧倒的火力による死の蹂躙を。
提督、で良いですか?」
「......あ、うん。僕は此処、パラオ鎮守府の提督、中佐だよ。あと、敬語じゃなくていいよ」
なんか自然と言葉が出てきた。死の蹂躙をって.....やはりコンセプトがかなり影響しているな...
「む...そうか。ならば、素でいかせてもらう」
「アメストリア......?日本艦じゃ無い?」
「あぁ。実は私もよく分からない。目覚めたころには深海棲艦に攻撃されていた。」
「そっか...なら、所属は無いよね?」
「無い。そして私の船体は何処にある?」
「えっと、今マラカル島に座礁しているよ」
「座礁したか......すまない。無駄にそちらが動く事になってしまった。」
「いや、君は大破していたんだよ?もう少しで轟沈判定を受けるかもしれ無かったんだ」
「すまない.......」
本当に申し訳ないです。いやぁ、まさか負けるとは思ってなかったからさ...
「どうするのかな?」
「私からは特に要求は無い。船体も大破し、砲も使い物にならない。だから、資源目的で解体してもらって構わない。良い鋼材が入るだろう。無ければそこら辺の深い海で自沈する」
「そ、それは.....」
「むしろ何故だ?私の船体は巨大だ。全長4645m、全幅530mの巨体だ。ここにあってもただの的になるし、これ以上迷惑は掛けられない。」
「辞めなさい。絶対に、自ら命を絶とうとするな。死んだら何にもならない。絶対に辞めるんだ」
「り、了解した...すまない」
何故か、俺が自沈するとの意志を示すと、断固として拒否してきた。
何かトラウマでもあるのか、反面教師か...
「ごめんね。艦娘がただの物、兵器として見られるのが嫌なんだ。だから止めてね?」
「あぁ...すまない」
事実、俺は少し特殊だしな。
「しかし私は既に大破だ。こんな鉄屑がいても邪魔だぞ?」
「あー......それがね、既に中破レベルまで直っているみたいだよ?」
「何?」
何故に?どうやって?あの妖精さん達(チート)が頑張ったか?
大破炎上のなかフルスロットルで全力航行したんだぞ?大破着底か船体が真っ二つに割れても可笑しく無かったぞ?艦橋だって最も高い位置でも890mある。横転着底しても可笑しくないぞ?まぁ、横幅も530mあるから浸水しなければ横転はしないだろう。
「君に
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