2.てーとく!浜に巨大な戦艦がっ!?
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ぐに彼女に近づくと大日本帝国海軍の白い軍服の上着を羽織らせ、背負いあげる。
ぐったりとしているけど、しっかりの温もりが伝わってくる。あと結構な柔らかさも。僕だって健全男子だ!
「妖精さん。悪いけどこの船の維持を頼めるかな?」
そう言うと整列し、ピシッと一斉に敬礼すると、散開。
「電、すぐに戻るよ。この子には悪いけど医務室に寝かさなきゃ行けない。船体はこのままだね」
「はいなのですっ!」
僕達は急いで来た道を引き返していく。
妖精が既に動き回っており、あの火災は大分鎮火。資材も自前で何処からか取り出し、応急手当しているね。本当にこの戦艦は何なんだろうね?この子もだ。
見た所日本人の顔立ちはしていないし、深海棲艦と見間違えてしまう程の白い肌を持つ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーアメストリアsideーーーーーーーーーーーーーーーーーー
意識が回復し、ぼんやりとだが視界が戻ってくる。
何だったんだ...一方的に巨大な砲弾を撃ち込まれ、気絶してしまった。
大和も真っ青な火力で反撃し、機関最大で離脱しようとしてもレーダーギリギリの距離から正確に撃ち込んできて敗走した。俺は圧倒的に練度が足りない。提督としての経験も無ければ、艦娘としての経験など無に等しい。
「知らない、天井......?」
取り敢えず回収。白い天井が目に入り、起き上がると清潔な室内で医務室という感じだろうか?
服はあのボロボロの巫女服では無く、院内服、といった感じの服に着替えされられていた。
あ......あの船体はどうなったんだ?
周りを見回しても何も無く、ベットしか置かれていない。
警戒しながらドアを開けようとすると、突然ドアが開き
俺に激突する。いったぁ......
「きゃあ!?」
何故か俺から出る悲鳴は女の子っぽい言葉に修正されている。
それよりもだ。おでこを抑え蹲っていると、
「大丈夫かい!?ごめんね。開けたら君に衝突したみたいだ」
見上げると優しそうな表情を浮かべるイケメンが居た。大日本帝国海軍の白い...あ、俺の血がついた軍服を着たイケメンが居た。手を差し伸べてくる。取り敢えず、
リア充爆発しろ!または俺の150cm砲で爆散しろっ!!サービスで2500基のミサイルもつけてやる!
ふぅ。すっきりしたぜ。
兎に角言いたかった。
俺と奴の視線が重なる。ふむ。戦い慣れてないな。貫禄がない。
''彼女''の本能で解析してしまう。兎に角見極めよう。
「こちらこそすみません。勝手に動こうとしてしまいました。」
ん?後ろには...
YES!!ロリーーーーーーーーーーーーーーータッ!!!!!!!!
電が居た。ここの秘書艦だろうか?
やはりリアルで見ると可愛い。ん?なんで俺は知っている...?
まぁ、いいや。彼女は何処
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