第4章
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時に、本船はライトニング11への電子攻撃を開始します」
リン「了解!!レーダー、通信波に対して妨害電波発信!!」pipipipi
小林丸「了解」
茉莉香「春すぎて、夏来にけらし白妙の、衣ほすてふ天の香具山」
ジェニー「長からむ、心も知らず黒髪の、乱れて今夜は妨害電波」
リン「さっすが素人じゃないね」
茉莉香「敵、回線切断」
リン「でも、こっちの電子返送は色々と充実してる。逃がさないよ♪・・・きた〜♪敵の妨害電波♪」
チアキ「しかし遅い!おまけに弱い。この程度なら、少し出力を上げるだけで・・・青丹よし、オデット二世は咲く花の、匂うがごとく押して押して」
『おぉ〜!!』
チアキは出力を上げて対応する。
リン「電子の出力だけなら、この船は戦艦並だ・・・よし、乗っ取った♪」
茉莉香「敵、エンジンダウンさせちゃってください!通信に使える動力を残す程度で」
リン「あいよ、ライトニング11の指揮艦艇緊急停止。念のためにバックアップも・・・ん?空振り?」
リリィ「ライトニング11との通信回線がシャットダウンされました!!」
飛翔「いや・・・向こうはコンピューターの電源を切ったみたいだな」
すると、警報が鳴り響く。
小林丸「エネルギー波接近」
一同「!?」
すると、船体がギシギシ軋む。
ジェニー「エネルギー波ってどういうこと?」
チアキ「ビーム砲で、此方を狙ってるんだと思います」
小林丸「また来た!」
『キャアアアア!!』
リン「レーダー波なし、通信回線応答なし。あの船、どうやってこっちに照準つけてんだ?」
チアキ「まともな砲塔なら、光学照準器くらい装備してます」
ジェニー「光学照準!?なによそれ!!レーダー無しで、どうやって長距離射撃何てやってるの!?」
飛翔「恐らく、ターゲットスコープを自分の目で覗いて、クロスゲージで照準を合わせるんだ」
ジェニー「目で見て!?」
小林丸「また来た!さっきより近い」
どんどんオデット二世に近づいている。
ジェニー「どうするの !!このまま撃たれっぱなし!?この船ビーム砲もシールドも無いのよ!?」
飛翔「・・・これ以上は流石にまずいな。ジェニーさん!悪いけど通信を借ります!!」
ジェニー「何するつもりなの!?」
俺はジェニーさんの側に行き、通信を始める。
飛翔「俺だ。予定より早いが頼む」
『了解!!』
飛翔「こっちには当てるなよ」
束『大丈夫だよ♪』
ココ『照準準備完了です』
飛翔「ついでに、向こうにも教えておけ」
和美『了解♪』
クレア『クレア・ブレイク・キャノンチャージ完了』
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