16初戦当日前編
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昨日は小猫ちゃんの部屋で小猫ちゃんの過去を話してもらいそのまま寝た
「とうとう今日だな」
今日はレーティングゲーム初戦の日、いつもより早く起きてしまった
「おはようございます、ヤマト先輩」
やべ小猫ちゃんをおこしちゃたか
「おはよう、小猫ちゃん。起こしてごめんね」
「いえ、大丈夫です」
昨日とあんまり変わらないか、仕方ないよね、まだ恐怖を克服できていないしな
「ヤマト先輩」
「なに?」
なんだろう?
「これからは『白音』て呼んでください」
「いいのか?イヤだから捨てた名でしょ?」
白音………昨日の話だと転生悪魔になる前の名前だった、姉の暴走からこの名前が嫌いになり転生悪魔になってから小猫と名前をかえたらしい
「はい、確かにこの名前は嫌いです、でもヤマト先輩のおかげで乗り越えようとおもいました、その一歩です」
自分で乗り越える覚悟ができたのか俺のおかげって言われると照れるな
「わかったよ、改めてよろしく白音」
「はい」
それから一時間、今日のことを話ながら軽くいちゃついた
「皆おはよう」
「おはようございます」
話した後、俺と白音は部屋をでてリビングに向かう。俺はいのりのおにぎりを作るために白音と分かれようとしたが『私もついていきます』と言ってきたので二人で厨房にいきおにぎりを作りリビングに向かう
「おはよう、ヤマト。小猫と一緒ってことは……………知ったのね」
「ああ、ごめん、いつも大切な時にいれなくて」
俺が死んでからいろいろあったがすべて俺はいれなかったことに悔いていた。
「謝らないで、もとは私を庇ってのだからヤマトは悪くないわよ」
確かに俺は悪くないかもしれないが俺が死んだことは間違いなく俺の力が及ばなかったからだ
「そんな話はしないで朝食にしましょう、今日はあなたが王として初めてのレーティングゲームでょ?」
そうだなこんな暗い気持ちだと眷属の皆に悪いよね
「だな、往復のあしはお願いな」
「わかってるわ」
俺達は朝食をすましグレモリー所有の電車で会場まで向かった
◇
「ここが、冥界の大都市か・・・」
ここまで大きいとは思わなかった
「うん、ここは魔王領の都市の『ルシファード』。旧魔王ルシファー様がおられたとされる冥界の旧首都だわ」
リアスから説明を受けながら今回の会場についた
「私たちはここまでだけど、がんばってね」
「頑張れよ、ヤマト」
「皆さんなら勝てます」
修行につきあってくれた三眷属の各王からの応援をもらい控え室に向かおうとすると
「ヤマト先輩!」
呼び止めたのは白音だ
俺の耳元で誰にも聞こえ
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