ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第11話
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「ドーナツカフェにいるのでは。」
「とりあえず、行ってみよう。」
「うん。」
再び、ドーナツカフェでは
「エーーン、エーーン。」
「一体、どうしんだんでい。」
「ミユキさんのダンスレッスン受けられなくなったよ〜う。」
「何、ダンスのDVDを見て自分で練習するんでい。」
「DVD買うおこづかい無いよーーーーう。エーーン、エーーン。」
「しょうがないでい。」
すると
「お嬢ちゃん、青いブレザーと黄色いブレザーのお嬢ちゃんが来たでい。」
「ミキタン、ブッキー。」
「ラブちゃん。」
「レッスン、受けられなくなったよぉーーーーっ。エーーン、エーーン。」
「泣かれてばかりで困るでい。なぐさめてあげるんでい。」
「はい。」
「ラブ、やっぱり、今回の有事が響いたわね。」
「仕方ないわよ。でも、余裕のある日時を選択しなかったのも悪いののよ。」
「特に、平日。」
「移動時間ギリギリではダメでしょ。」
「ミユキさんはプロダンサーでもあるから、スケジュールの折り合いも考えなけれはならないよ。」
「その通りでい。君たち、学生だから分からないことがたくさんあるんでい。」
「そうなの。」
「ミユキさんだって生活かけているんでい。」
「そうだよね。」
「ラブちゃん焦り過ぎよ。」
「本当、その通りでい。『急いては事を仕損じる。』って、言うでい。」
「流石はカオルちゃんね。」
「私、何が何でもミユキさんに謝罪したい。」
「でも、どうやって見つけるのよ。」
「確か、ミユキさんには弟さんがいるはず。しかも、幼なじみでラブちゃんのクラスメートよ。」
「誰。」
「ほら、忘れたの。」
「大輔君よ。」
「大輔君。」
「そうよ。」
「聞いてみて。もしかしたら、ミユキさんのスケジュール知っているはずよ。」
「うん、分かった。明日、聞いてみる。」
ラブたち3人はドーナツカフェを後にした。
「終わった終わった。後片付けするでい。」
「カオル。」
「また、ジュリアーノ。」
「今日の売り上げ、集金に来たわ。」
「トホホホホホホホ。」
夜、桃園家ラブの部屋
「ラブはん、相当重症でっせ。」
「キュアキュア。」
「こんな元気ないラブはん、初めてでっせ。」
「フィリップ〜ウ。」
「浮かせてどないすんねん。」
「フィリップ〜ウ。」
ラブの元気の無さは致命的だった。
翌朝
今日は珍しく早めにラブは学校へ向かった。
「おはようございます。」
「ラブちゃんいますか。」
「もう行ったで。」
「フェレットがしゃべった。」
「可愛い。」
「そうでっか。」
「先に行っ
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