暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第11話
[3/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
れた。
 「プリキュア隊が二手に別れたぞ。」
 「どうなっているんだ。」

 赤塚公園

 「遅いわね。今日も来ない。」
 「アッ、プリキュア隊だ。」
 「エッ。」
 ミユキは空を見上げた。
 「今日もなにかあったね。確か、東武東上線沿線の方から飛んで来たわ。」

 志村三丁目駅前界隈

 建物の陰で変身を解き、その後駅へ向かい駅舎内にいた。
 「ブッキー、コインロッカーの鍵ある。」
 「コレよ。」
 祈里はコインロッカーの鍵を差し込み開けた。そして、荷物を取り出した。
 「さあ、行くわよ。」
 「うん。」
 美希と祈里は自分のカバンを持ち、改札口へ向かった。

 赤塚公園内のトイレ
 
 変身を解いたラブ、何かを忘れていたことに気付いた。
 「しまった、ダンスレッスンへ行くのを忘れてた。」
 ラブはまっすぐレッスンを行っている場所へ直行した。

 一方、美希と祈里は、西高島平行き地下鉄電車に乗車している。

 「ガタンゴトンガタンゴトン。」
 「次は西台、西台です。」
 「まだ4分かかるね。」
 「ダンスレッスン、遅刻してしまったね。」
 「ミユキさん、怒っていないかしら。」

 赤塚公園内ダンスレッスン会場

 「ミユキさん。」
 「今日も遅刻よ。他の2人、まだ地下鉄に乗って移動中なの。」
 「すみません。」
 「今日は中止よ。度重なる遅刻と欠席、次回以降の約束もできないわねえ。」
 「そ、そんなあ。あのう、これにはワケがありまして。」
 「言い訳など聞きたくないわ。事務所へ帰る。」
 「ミユキは去った。」

 赤塚公園内ドーナツカフェ

 「あれ、ミユキちゃんじゃねえかい。機嫌悪いぜ。一体、どうしたんでい。」
 ミユキは高島平駅へ向かった。
 「やっぱり、事務所へ帰るんでい。」
 「カオルちゃーーーん。」
 「お嬢ちゃん、どうしたんでい。」

 高島平駅 プラットホーム

 美希と祈里が乗車した地下鉄が到着しようとしていた。
 「キューーーーンキューーーンキューーーーンキューーーーウーーーーーゥーーーーッ。プシュ、ピンポンピンポン。」
 「ピューーッピューーッ。」
 「高島平、高島平。4番線は西高島平行き電車です。」
 「着いたわ。」
 「急ごう。」
 「うん。」
 美希と祈里は急いで階段を降り、改札口を通過した。
 「ピッ....ピッ。」
 駅舎を出て、赤塚公園へ向かった。すると......
 「あれっ、ミユキさんでは。」
 「ミユキさん。」
 ミユキは無言だった。
 「やっぱり、怒らせてしまったのかしら。」
 「度重なる遅刻と欠席で、本気で怒らせたような気がする。」
 「ラブちゃんはどうしてるだろう。」
 
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ