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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-9 対照的な二人
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「俺の盾のおかげだよ。ユニークスキル《双盾》」

「盾で受けた技のダメージを跳ね返したってか…………
なら……俺は最速で走るだけだ」

「全部跳ね返してやる」


そこからは激しい攻防が続いた。

「ツインソード・トランズレイド!」

「くっ……」

アクトの盾をシャオンは器用に避けながら当て……

「シールドバッシュ」

「ちっ……!」

アクトも負けじとシャオンに攻撃。


その後も、光速を越えるレベルで放たれるシャオンの剣をことごとく跳ね返すアクト。

何から何まで対照的な二人の攻防は加熱していく。


HPはじわじわと削れていき、アクトは残り4割、シャオンはあと3割まで減っていた。


――まさかここまで減らされるとはな…………これは不味い。早めに決めないと

――ここからは防御に徹してシャオンの攻撃を防ぎきるか…………


距離を取り、身構える二人。

「ソードユニゾン」

シャオンの左目が翠色に染まり、髪には白と橙の髪が一房。
コートは4色がきれいに入り交じっている。

SEED Mode-Acceleration-Unison。


「フルアクセル・ストライクエンド!」

高速の二刀流48連撃。

ガキィィィン!! ガキィィィン!

光速の剣と鉄壁の盾。どちらが上回るか、全く分からない攻防。


――俺は負けない…………ぜっ!!


フルアクセル・ストライクエンドの硬直が終わり、駆け出すシャオン。

「鳴り響くは聖なる協奏曲(コンチェルト)…………

奏でるは四剣の旋律!

ライトスピード・ホーリーカルテット!!」

SEED、連二刀流、神速剣スキル融合最強の96連撃技〔ライトスピード・ホーリーカルテット〕



アクトは2つの盾で必死に防いでいる。

盾を抜けた剣がアクトのHPを削り、双盾の効果で防がれた分だけシャオンがダメージを受ける。

二人の攻防であたりに砂煙が舞い、姿が消える。



砂煙が消えた後、HPを残していたのは…………



わずか1コンマ残した、アクトだった。


勝負の終わりと同時に、端にいたフローラとソウがそれぞれの方へ駆け寄る。

「シャオン君、お疲れ様」

「固かった……あんまり打ち込みすぎて手が疲れたよ」

「アクト君の盾はホントにすごいね。君の本気を防げるんだもん」

「ああ。あそこまで防がれたのは初めてだ。もっと強く……速くならないとな」

一方、アクトとソウは…………

「アクトさん、お疲れ様です」

「シャオンはとにかく速かった。閃光なんて比べ物にならないほどに」

「アスナさんよりも…………!?」

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