第六章 颶風の巫女
第11話 激突する力〜交差〜
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琴里「え……?では、そこにおられるのは……」
エリオット「そう、その″彼″だ。私も忙しい立場なのでね。彼を代理人とする時がくるだろう。だからよろしく頼むよ」
琴里「い、いいのですか?そんな重要な役割を……」
エリオット「君だって助っ人の一人に司令代理を任命したそうじゃないか。それと同じことだよ」
琴里「……」
エリオット「そう睨まないでくれ。それだけ私は彼を信頼しているのだよ。何せ、あの″学園都市″の子だからね」
琴里「え……?」
エリオット「あぁ、紹介がまだだったね。彼はーー」
エリオット「学園都市Level5の第二位、垣根帝督君だよ」
その垣根帝督と呼ばれた少年は、こちらに向けて微笑を浮かべた。
琴里がエリオットの言葉を理解するのはそう難しくなかった。
なぜ、そんなにも信頼できるのか。
それは、自分が一番経験している。
学園都市Level5の第1位、一方通行に司令代理を任せたように、それだけの成果を上げて、信頼を築き上げたということだ。
やはり、
学園都市の人間はただ者ではない、と琴里は今更ながら痛感したのであった。
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