暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT 〜漆黒の剣士〜
第13話 「終盤……だけど」
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黒の剣士》の通り名を持つショウ選手、本気の一撃はハンパないです。そのあとの展開については……まあこのふたりのやりとりは夫婦漫才みたいなところがありますし、観客の皆さんは気にせず楽しんでください』
「もう、夫婦なんて照れるやないか」
『あ、はやて選手、イベントを盛り上げてくれるのはこちらとしても嬉しいんですけど、あまりイチャイチャされるのも困りますからね。イチャつくならデュエルが終わってからにしてください』
「りょ〜かい♪」
はやては何事もなかったように立ち上がり、集まっていたチームメイト達をコートのほうへと戻す。
スカイドッヂは無事に再開されたわけだが、どうにも緊張感が足りない。だがそれは俺だけのようで、先ほどの一撃のせいか、コートに残っているバニングスと月村の顔には緊張の色が見て取れる。
「全国レベルだってのは聞いてたけど……」
「そうね……ちょっと大人気ない気もするけど」
「悪いな、今の俺はダークマテリアルズの一員なんだ。王に仇名す者に容赦はできない」
変に緊張されて実力を発揮されないのも困るので場の空気に乗ってみたのだが、慣れがないため内心恥ずかしく思ってしまう。けれど小学生達に効果はあったようで、緊張感を持ちながらも笑みを浮かべている。
「……ふと思ったのですが、今のはディアーチェへの告白なのでしょうか?」
「んな――シュテル、貴様は何を言っておるのだ! せっかくの緊張感が台無しではないか!」
「すみません、ですが気になったもので」
ドヤ顔で言われても全然謝られてる気がしない。何ていうか……このメンツでの真剣勝負って今の段階じゃ無理なんじゃないのか。
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