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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
お見舞い客、三組目
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「それに、こういう収穫物以外になると、作るときにジャックも参加したものばかりだから・・・」
「ああ、なるほど。」

そっちの方がよっぽど、ということだろう。まあ確かに、それをもらう方がよっぽどではある。だが、かぼちゃを選択したのもどうなのだろうか、と思わないではない。

「なんにしても、そういうことなら遠慮なく。そこに置いといてくれるか?」
「ん、了解。」

と、もう既に五つのお見舞いの品が置かれているそこに、アーシャがかぼちゃを乗せる。

「・・・じゃあお見舞いも渡せたし、そろそろ失礼する。お大事に、カズキ。」
「また完全復活したら来るから、あの話忘れるなよ!」
「おう、分かってる。んじゃ、またその時にな。」

こうして、お見舞い三組目は帰って行った。被害者はアーシャ一人と、とても平和である。

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