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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
作戦行動開始×CBと実戦部隊での戦闘風景×凱旋風景
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ジカル)》の戦闘能力(スペック)を調査し、最前を尽くしたまでの事。あとダハーカはドラゴンの咆哮を上げた後に、元の場所へ戻って行った。そんで迅率いる実働部隊を安全に戦いながら、弱点を既に見つけてからの戦術に慣れてきたメンバー達。

「校長先生の魔法陣も凄いかと思いますよ。まあ闇術の中ではですが、ウチらのはそれを何度も使えてデメリットがない転移魔法陣。そちらはデメリットがある魔法陣だと聞いておりますよ」

あの魔法陣を抜けたら、数百キロある所に一瞬で繋いでしまう魔法というのはこちらとしては一般にあるが、闇術としては規格外とも呼べる。校長先生が若干二十歳で校長という大役を任されたのも、『実戦部隊(ストライカーズ)』を運用するに当たってこの術が極めて有効だと言う事を。CBの場合は、創造神黒鐵の力をタブレット型にした端末で簡単に転移魔法が可能となった。なので異端者が出た時に、月中基地支部からまず出現したという事を日本中にある蒼い翼支社に送られて、一番近くにいる部隊に出撃命令が下る。状況によって、CB本隊は各支社の要請により出撃する事がある。今回は一番近くにある支社地下にあるCBの基地から出撃したが、人数は百人だけで半々地上部隊とIS部隊となっている。

「そうね。これがあればいつでも、どこでも《異端者(メタフィジカル)》の出現地に送り届ける事が出来るけどデメリットは確かにあるわ」

「《移ろいの(トランスポータル)》は校長先生以外の誰にも使えない事でもあり、《固有秘法(ジ・オリジン)》に分類されている秘術ではあります。闇術の中では反則技ではありますが、こちら側にはいつでも行ける転移魔法陣が使えます」

行きは先陣を切り、帰りは殿を務めるのが石動隊長のポリシーで俺が特別顧問になる前は、危険な威力偵察任務を石動が行っていた。だが今では到着すると既に威力偵察という任務は、CB側がやっており情報提供する代わりに全てのドウターはこちらが倒すという事になっている。一万いたとしても、CB側は量より質なので攻撃方法は多くある。《移ろいの(トランスポータル)》を使用するには、色々と制約があると聞いている。

「そのお陰で我々は安心して倒せるようになりましたから、こちらとしては楽になったと思われます」

最後に出てきた石動が言ったので、今は勝利を祝う事にした。静乃に聞いた事があるが、一日一回しか使えずに細かく面倒な術的制約があるらしい。まあ楽に勝利が出来たのは、CBの情報提供をしてきたからであるのは変わらない。帰還した全員の顔を見渡している。

「ご苦労であった、諸君。今回もCBの正確な情報網と策のお陰で、犠牲を出す事なく《異端者(メタフィジカル)》を討伐する事が出来た。策や情報網を提供したのは、灰村特別顧問の力と諸君らが正確に指示を聞き、奮闘した賜物
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