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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0916話
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は納得がいく。
 振るわれるハルバートと日本刀が金属音を幾度となく周囲へと響き渡らせる。
 ムラタの袈裟懸けの一撃をハルバートで弾き、受け流し、カウンターの如くハルバートの斧の部分を振るう。
 それを身を沈めて回避するムラタ。
 まぁ、幾ら気で強化していても、あれだけの重量のある武器をまともに受ければ日本刀の方が駄目になるだろうしな。
 身を沈めたまま斬り上げる一撃を放つムラタだったが、亜神はハルバートの柄の部分でそれを受け止め、ムラタの体を大きく弾き飛ばす。
 膂力に関しては中々だ。
 体重にして、自分の2倍……いや、3倍はあろうかというムラタを吹き飛ばせるのは、確かに凄い。
 そうしてお互いに向き合い……次の瞬間、2人同時に俺の方へと視線を向けてくる。
 息を吐くムラタ。
 こちらは俺の正体を知っているからこか。
 だが、亜神の方は何故か驚愕の視線を俺の方へと向けていた。
 そんな2人へと向かって近づくと、ムラタが口を開く。

「アクセル、どうしたのだ? 俺に何か用か?」
「いや、お前が亜神と呼ばれる人物を連れてきたと聞いてな。ちょっと様子を見に来たんだ。……レモンやエザリアが微妙な表情を浮かべてたぞ」

 それを聞き、どんな風に言われているのか理解したのだろう。ムラタの顔に苦い表情が浮かぶ。

「俺は、別にアクセルのような女好きじゃないんだがな」
「……俺が女好きだってのはもうこの際否定しないが、だからと言って子供を相手には……」

 呟き、俺の脳裏をあやか、千鶴、円、美砂の4人の姿が過ぎる。
 そうか、考えてみれば俺があの4人と仮契約を結んだのは、この亜神の少女と年齢的にはそう変わらないんだよな。
 ……世界の違いか、4人が4人とも既に大人に近い体型をしていたが。

「いや、何でもない。で、早速だがその亜神を……」

 紹介してくれないか。
 そう尋ねようとしたが、ドサリと地面に何かが落ちた音がそれを遮る。
 そちらへと視線を向けると、そこには手に持っていたハルバートを草原に上に落としている亜神の少女。
 何故か驚愕に目を見開いてこっちに視線を向けているが……なんだ?

「ねぇ、ムラタ。この人は誰ぇ?」

 特徴的な語尾で告げるその声に、ムラタもまた戸惑ったのだろう。その厳つい顔にどこか困惑した表情を浮かべつつ、こちらに視線を向けてくる。
 だが、そのままでは埒が明かないと判断したのか、ムラタが口を開く。

「アクセル、こっちがロゥリィ・マーキュリー。死と断罪の神エムロイに仕える亜神だ。ロゥリィ、こっちがアクセル・アルマー。俺の所属するシャドウミラーという国の代表で、帝国が門を通して攻め込んだ地であるホワイトスターの支配者でもある。ついでに言えば、この基地を作った異世界間連合
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