ラブリーマイエンジェルゼノヴィアたん
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い」
「そう?それよりも今日の入学式楽しみだね!」
6歳になった俺たちは今日から小学生である。ラブリーマイエンジェルゼノヴィアたんだが…ん?何言ってんだって?なんか、娘の成長を見守るお父さんの気持ちになっちゃって。俺も、本来なら娘と書いてもいい年だったしな…うっ涙が
「おう、いろいろ感慨深いわ」
二回目ですしおすし
「そういえば、シスター、うちの施設って結構お金あるよね。俺達とか他の奴らも学校に通えるし」
「うちの施設には援助金が入ってるので気にしなくても大丈夫ですよ。あと、どこでそういうことを覚えたのですか?」
だが俺は知っている。もう一つの資金源を。援助金も入っているが、それだけでは心許無いはずである。シスターは最近パソコンを買っていた。で、株やFXでぼろ儲けをしているのを俺は知っている。聖職者なのにそんなことしていいのか、おい。何はともあれ俺たちが学校に通えるのでとやかく言う気はないけど。
「本で覚えた。あと、株とかは控えめにすることをお勧めする」
最後の方を小声で言うと、シスターは焦った顔をしていた。ロックはかけた方がいいぜシスター。
因みにだが俺たちが通う学校は、普通の学校とは違い、エクソシストを養成する授業があったりする。まあ、選択制なんだが。俺はとった。踏み台の第一歩のためにね。
踏み台ってさ何も、嫁嫁言わなくてもいい気がするんだよね。というか俺が言えないだけです。はい。は、恥ずかしいんだよ!何で世の踏み台はそういうことが平気で言えるんだ?
まあそんなことは置いといて、俺小学校になじめるかな?
と思っていた時期が私にもありました。なにこれめちゃくちゃ楽しい!何も考えなくていいなんて、小学生は最高だぜ!!
あ、ちなみにゼノヴィアとは別のクラスです。別のクラスで半泣きだった。
俺が。
小学生になって数週間たって、自分のクラスで普通に友達とかできたし。さ、寂しくなんかないんだからね…はい自重します。
一方で、若干ゼノヴィアに元気が無い。なんでや!っは、俺と離れたのが寂しいのか、かわいいな〜もう…やめてください白い目で見ないでください。死んでしまいます。
「さて、帰ろうかね」
今日も妄想しながら授業を聞き、授業が終わり帰ろうと支度していたところに、クラスの男の子が話しかけてきた。
「なあお前隣のクラスのゼノヴィアって子と仲良いよな?」
「そうだけど、あいつに何か用か?」
愛の告白かな?最近の子供はませてんな。
「あの子上級生に連れられてどこかに行ったぞ。何か変な感じだったから一応知らせておこうと思って」
「マジか、ありがとう。ゼノヴィアはどっちの方向に行った?」
「体育館の方かな」
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