超神対戦!
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「げっ……!」
「凍れ、平行『摩訶鉢特摩地獄』!!」
水の蛇と共に圧倒的な冷気がダークネスウイングに放たれる。
「マズイッ!」
ZERO・WORLDを振るい、無力化すると、途端、凍り付き始めた。
「執念にも程在るだろ!!」
ZERO・WORLDを捨て、無手になったダークネスウイングに向けて、更にミヤビが水の蛇を連発する。
「ウォオオオッ!?『竜王の顎』『竜王の顎』『竜王の顎』!!」
対するダークネスウイングも透明な竜の顎でそれらを無力化していく。
しかし、長期戦になればなるほど、残り神力が少ないダークネスウイングが不利。一方で、ホワイトライト・ジェイダリティ化しているミヤビの神力は今やダークネスウイングの無限神力に近い物になっていた。
「彼奴マジギレしてるし!!」
今更だろう。例えるなら猫の尾を踏んだ人間だ。
「『黒縄地獄』!!」
ミヤビが放った魔術がダークネスウイングの翼にヒット。黒き炎が翼を焼き尽くす。
「落ちっ!」
途端、ダークネスウイングは湖に落ちた。
ドバッシャァァン!!と盛大な水飛沫を出し、ダークネスウイングは沈む。
「『ニブルヘイム』!」
途端、ミヤビが白い霧を出し、湖一面を凍らせた。
「今度こそ、終わり。ダークネスウイングは生命息吹を自身には使えない」
ミヤビが言うと、凍った湖に降りる。
「……私の、勝ちだね」
『いいや、終わりじゃねぇぜぇ!!』
何処からか声。そして。
「ッ!」
背後から気配。ミヤビはすぐに避ける。
そこには、三体の『魔女狩りの王』が。
「封じられる前に水面にルーン文字の紙を浮かせていた!?」
ミヤビは言うと、イノケンティウスは三体同時に炎の剣を振るう。
「クッ!」
ミヤビは避けると、炎の剣は凍った湖に叩き付けられる。途端、ミヤビは悟った。
「まさか……!」
『ああ、そのまさかさ』
ミヤビは失念していた。ダークネスウイングがどんな存在かを。ダーク自身がどんな人物かを。
『俺に出来ないことは無い。在るのは可能だけだ!!『質量爆散』!!』
柱が立ち、湖に亀裂を入れ、割れた。
「……ッ!!」
ミヤビは空中に退避し、その柱の下を見る。
「……中々いい線言ってたけど、俺が不死身だってこと、忘れて無いよな?」
確かに、ミヤビのニブルヘイムはダークネスウイングの細胞を凍らせた。
が、ダークネスウイングを確実に止められるまでには至らなかったのだ。
故に、不死身。死を持たない死神殺し(グリムリーパーキラー)。死を恐れない暗黒の神。
「……さってと。神力も頂いたし、第二ラウンドと洒落込もうぜ?」
途端、ダークネスウイングは術式を展開。次いでミヤビが術式展開に入るも、高速展開と言う真価を発揮したダークネスウイングの方が速かった。
「『月銀(ム
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