超神対戦!
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かったね?」
ミヤビは言うと、キリトが叫ぶ。
「ミヤビ、離れろ!!」
キリトが叫ぶと同時。
バキィイイイン!
凍ったダークの身体が割れ、下から本体であるダークネスウイングが現れる。
「くっ……そ。大分神力取られたぞ畜生が……!」
肩で息をするダークネスウイングに、ミヤビが問う。
「何故……!?」
「反転反射の応用、それとギリのクリスタルウォールの全身防御……それで凍った様に見せ掛けて回避したのさ……っても併用は神力を多大に減らすから多用は無理だがな……」
「なら、チャンスって事?」
「逆に言えばな。が、俺から一本取ったこと在ったかこの姿で」
「なら取る。『竜王の殺息』!!」
素早く描いた魔法陣から光の粒子が集まった巨大な柱が放たれた。
「インデックスの……!食らうとヤベェ奴だったなぁ……くそっ」
素早く魔法陣を描くと、ミヤビが言う。
「無駄だよ!一粒一粒に多彩な魔法が組み込まれているんだよ?」
「無理かどうかは……寝て言え!!『質量爆散』からの『雲散霧消』!」
魔法陣を平行で完成させたダークネスウイングが叫ぶと、右の魔法陣から膨大な質量を持って迫っていた竜王の殺息を分解し誘爆。そして、残ったエネルギーを全て左の魔法陣から放たれた術式が解体する。
「う、そ……」
ミヤビは目を見開き驚く。
そこに、ダークネスウイングがまたも唱う。
「【綴る 踊れ 踊れ 雷神の迅雷、百雷、招来 世に永遠に生くる者なし 刹那、閃き、快楽貪れ 瞬きの内に全てを擲て 遅れる者ぞ 後悔召されるな 今宵、殺戮の宴なり 果てよ 果てよ 果てよ 果てよ 命 全て散り果てよ 魂の解脱 軽やかならん この軽きを この躍動を この自由を この幸福を 全ての者に分け与』」
途端、キリトが飛んでくる。
「ミヤビ!!」
キリトはミヤビを押して退かす。
「え……?」
「チィッ!『サンダーストームフェニックス』」
刹那、強力な雷撃がキリトを襲う。
「キリト!!」
「後は……頼んだ……!」
そして、キリトはHPを切らせ、地面に落ちた。
「……ダークネスウイング、絶対許さない!!」
「いや待ちぃ!!どう見ても不可抗力だよな!って言うか今ので大分神力すり減らしてるんだけど!?」
「問答無用!『稲妻の魔竜』!!」
「くっそが!!来い、ZERO・WORLD!そして平行術式『竜王の顎』!!」
全てが黒い大太刀を取り出すと、そこに巨大で透明な竜の顎が現れる。
「クアッ!」
突き出してそれを放つと、稲妻の魔竜を消し飛ばす。
「『世界喰らいの蛇』!!」
すぐさまミヤビが術式を完成させ、アルンが水浸しになる。
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