暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第10話
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たビルに戻り屋上の登った後、スロットを回し続けた。
 「ポンポンポンポン。」
 「レギュラーボーナスが当たったぞ。更に広がれ。」
 クローバータウン内、ほぼ全域、動物に近付いていない人々を除いて全員、人と動物が入れ替わった。高島平警察署を最初に狙われたため、治安が極度に悪くなった。

 桃園家

 「ブッキー、もう落ち着いたね。タルト入れるわよ。」
 「うん。」
 「スルスルスル。」
 「もう大丈夫でっか。」
 「大丈夫よ。」
 「タルト君、ごめんね。」
 「ヘエ。」
 「そう言えば、この時が初対面だったよね。」
 「今まで逢ってなかったんだ。」
 「だって、あの巨大犬怪獣との戦いで怪我をして、遊園地へ連れて行かなかったし、占いの時も
ペット持ち出し禁止で連れて行かなかったし、いつも、ブッキーと一緒に出かける時、タルトは家で留守番ばかりだったもんね。」
 「そう言えば、祈里はんにプリキュアに関する説明全くしてなかったねん。」
 「その件は、私たち2人で説明したわ。」
 「そうでっか。キュアビタンの材料探しに行った際、一緒にいたでえ。そん時、祈里はんいたやありまへんか。」
 「気付かなかった。」
 「ワイの存在見てへんかったんか。」
 「ごめん。」

 ゲーセンの入った屋上

 「ポンポンポン...ポン。」
 「やったあ。『7』が揃ったあ。付加効果も最強を引いた。スーパービッグボーナスゲームだ。覚悟しろ。」

 桃園家

 「よかった。どうにかなって。」
 「ウッ。」
 「ウッ。」
 「ラブ、何か変よ。」
 「アレッ、急に背が縮んでこんなに毛むくじゃらだったかな。ゲッ、こんなに大きな尻尾がある。ウワーーーン。」
 「エッ、どうなってるの。」
 「わいも変やねん。体毛あらへんこんなつやつやな肌してまっかいな。これ、祈里はんの女子高
生制服着てまんねん。ほら、これ捲ったるで。」
 「うわっ。」
 「何見せてるの。白くて小さいの穿いて。」
 「いやーーーん、やめてーーーぇ。」
 「隠しなさい。」
 「完全に人格はタルトになってる。」
 すると、祈里のリンクルンから着信が入った。
 「ブッキー。電話よ。」
 「ヘエ。」

 山吹動物病院

 「もしもし、祈里。動物病院急に動物たちが押し寄せて困っているの。手伝いに来て。」
 「オカン、何やねん。」
 「オカンって、祈里、いつの間に近畿地方の言葉喋るようになったの。」
 「ワイか。もともとこんな言葉遣いやねん。」
 「ワイとかねんとか、どうかしたの。ちょっと待って、パパと代わるわ。」
 「パパって、オトンのことでっか。」
 返事がなかった。
 「あなた、大変よ。祈里が。」
 「どうした、尚子。」
 「祈
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