ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第10話
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蒼乃家 美希の部屋
今日はラブと祈里が訪れ、美希からアロマ作りを教わっている。
「どうラブちゃん、うまく作れた。」
「もうすぐね。本当に良い香りがするわ。」
「みんなに見せたら、きっと喜ぶよ。」
「できた。良い香り。幸せゲットって感じね。」
「ラブちゃん流石ね。ブッキーは。」
「あの〜、ちょっと。」
「こうすれはいいのよ。」
「こうなの。」
「そう、こうすれば完成よ。」
「できた。」
「明日から新学期ね。」
「学校も半日だし、この間皆に見せようよ。」
「賛成。」
「フィリーップーゥ。」
「シフォンもこの香りがお気に入りなの。」
「キュアキュア。」
「うれしいねぇ、シフォン。」
「フィリ〜ップウ〜.....。」
「zzzzzzzzzzz。」
「あら、寝ちゃった。」
「アハハハハハハハハハハ。」
ラビリンス首都ピョンピョン総統官邸内謁見の間
「メビウス様、何卒、出動要請お願いします。」
「サウラーよ。要約その気になったか。」
「今回は、時限式新型カードも開発しました。」
「それも試したいのだな。行くが良い。」
「ハッ。」
サウラーは謁見の間から去った。
翌日
四ツ葉高校の始業式が終わり、外で昼食を取った後、赤塚公園北側のドーナツカフェにいた。
「ラブちゃんかい。今日は半日で学校終わりかい。」
「そうよ。もう2年生になったわ。」
「そうかい。由美ちゃんはどうしてるでい。」
「昼食の後、帰っていったわ。」
「そうかい。また例のお2人さんお待ちでい。」
「そうよ。今日もいつものセットで。」
「350円でい。」
その間、南瞬が側を通過した。
数分後
南瞬は駅前商店街にあるゲームセンターにいた。
「今日は少し客がいるな。」
「カチャ、クルクルクルクル。ポンポンポン。」
「アッ、惜しいなあ。ちょっとズレたね。」
「何言ってる小当りに過ぎないぞ。ビッグを狙わないと。」
「それもそうだね。」
「カチャ、クルクルクルクル。」
「クルクル目まぐるしい。そうか、不幸への道筋が見えた。スイッチ・オーバー。」
「ボン。」
「我が名はサウラー。ラビリンス総統メビウス様が我が僕。」
サウラーは、プレイしていないスロットマシーンに狙いを付けた。山佐製のニューパルサーVの格下げ機だった。
「よし、貼り付けるぞ。」
その後、サウラーはゲームセンターを後にし、高島平警察署の方へ向かった。治安悪化の狙いがあったのである。
地下鉄都営三田線車内
美希と祈里の乗った地下鉄が高島平駅へ到着しようとしている。
「キューーーーッキューーーーッキュー
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