【D×D】来いよ掃除男!理論なんか捨ててかかって来い!
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』
本人的には割と勇気を持ってアピールしたのに反応が薄かったのが気に入らなかったらしい。
そうは言われてもなぁ……朱乃の話聞いた後だとちょっとお茶を濁す程度の内容でしかないので。それに猫が好きであることと猫耳尻尾が好きであることはイコールではないし。
『お前じゃ猫の魅力には勝てんよ。猫耳のお前とお前の使い魔のシロなら……シロの方が可愛い』
『ニャッ!?』
『ががーーーん!!』
「以来、口をきいてくれん。逆にシロは前以上に懐くようになった」
「謝ってきなさい今すぐに!!女の子に対してなんてこと言ってるの貴方!?道理で最近小猫があなたに話しかけてないと思ったら!?」
「えー。だって猫耳って人間が猫に挑む行為だろ?人間的な可愛さはともかく猫的な可愛さではそりゃ猫に負けるだろ」
「い・い・か・ら・謝りに行きなさい!あれは生まれつきなのっ!そして女の子には言っていいことと悪い事があるのっ!」
リアスは頭を抱える。本当にもう、この男は今更になって真実暴くマンの力の片鱗を見せつけてくるとは。既に朱乃は彼の罠によって真実を暴かれてしまった。このままだと小猫の秘密が暴かれてしまうのも時間の問題ではないだろうか?
前にも言ったが箒は神器なし、魔力なし、紛うことない一般人。悪魔たちの世界に関わるのに損しかない身分だ。事実、危険しか訪れてない。
いっそのこと彼の両親を洗脳してこの町から出てもらうのもアリだろうか。いやしかし既に結構な大物たちに彼の名前は知れ渡っている。ならば下手に手の届かない所に置くよりやっぱりこの町に……いやいやしかし、と同級生の扱いに迷うリアスだった。
なお、その日の夜に妹を泣かせた男に報復しようと姉猫が彼の前に現れたのだが、「うわ、着物全然似合ってねーな。ファッションセンス疑うわー。ファッションチェックなら21点くらい」という一言の感想に女のプライドが叩き割られ、泣きながらラーメンをやけ食いしていた所を同僚に発見されたらしい。
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