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【D×D】来いよ掃除男!理論なんか捨ててかかって来い!
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寄るなくっつくな自分を正当化するな!主にグレモリー!主にグレモリー!」

お前を常識人とは認めない。人の記憶を弄び、堕天使と戦争をしたレッドアリーマめ。今までどれだけ俺の記憶と方向感覚を弄んだと思っている。だいたいお前が人間に干渉している時点で俺はどうかと思うね。
実際コカビエルとかいう奴には町を滅ぼされかけたと聞いている。おかげであの時期は生きた心地がしなかった。一般人を巻き込むなお前ら。

「っていうか姉なんだ?」
「そうだよー☆ソーたんはレヴィアたんの妹なのだー☆」
「うざっ。頭悪そう」
「どストレートな悪口!?ちょっと心が荒み過ぎだよー!?」

あの魔法少女オーラと圧倒的な存在感を前に、まったく自分のペースを崩さない箒。それどころか悪魔側を煽っているという恐ろしい状態である。ちなみに本人に煽っている気はなく、ただ単にどストレートな感想を漏らしただけだ。

ふとソーナの方を見ると、俺ならばこの状況を打破してくれるのではという密かな期待が込められている。ふむ、ソーナはグレモリーに比べれば『比較的』まともな部類だし、ここは助けておくか。

「レヴィアタンと言えばあれだよな。超ウソツキで有名な悪魔だな」
「へ?ちょ、ちょっとウソじゃないよ!私が魔王だもん!」
「あれ?さっきは魔法少女じゃなかったっけ?」
「うぐぐ……魔王は表向きの姿!本当は魔法少女が真実の姿なの!」
「やっぱり嘘だったんだな。ということは実はソーナの姉どころか家族であることすら偽りか」
「だから嘘じゃないってば!君ってばイジワルー!!」
「分かってる分かってる――嘘をつくのがアイデンティティだもんな」
「ちーーがーーうーー!!」

意外に弄り甲斐があったので暫く「レヴィアタンって偶に神聖視されてるよね」とか「ヘビなの?タコなの?」とか魔王の襲名システムを知らないふりして翻弄したら、力尽きてぐでっと大人しくなった。
我、魔王の鎮圧に成功セリ。

「ナイスです掃詰くん!姉さんを完封した人は初めて見ました!」
「……これでよかったのか?」
「よくないわよっ!!」(←セラフォルーです)

後日、魔王に勝った男として三大勢力会談に参加させられた。
お前の所為だグレモリーと責任転嫁してみたら、自業自得よと返された。



 = =



さっきの騒ぎの後、グレモリーに変人呼ばわりしたことを訂正しろと言われた。
そうは言われてもなぁ。考えても見ろ、グレモリー眷属と言えば………

うっかり記憶消去女のグレモリー。
黒翼の異端堕天ハーフ悪魔、朱乃。
猫耳と尻尾が生えていることが判明した塔城。
ゲイの気がありそうな木場。
悪魔の癖に神にお祈り、アーシア。
あと引きこもり(ギャーすけ)変態(イッセー)と|痴女《ゼノ
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