第十四話 斎藤中尉!!サッカーも書いてみた!!その十二
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「そして腐っていれば腐っている程でごわす」
「正せばですね」
「それは素晴らしいものになる」
「最悪の腐敗こそ最高の美麗となる」
「そういうことですね」
「おいどんはそう考えているでごわす」
悪は悪である程正せば清らかな善となる、西郷はその考えから腐敗もまた腐っていれば腐っている程というのだ。
「最悪の腐敗は最高の美麗に転じるでごわす」
「だからこそですね」
「彼等の命を奪うのではなく正す」
「そうされるのですね」
「何があろうとも」
「しかも彼等は一人の命も奪っていないでごわす」
どれだけ卑怯な手を使って勝とうともだ。
「それではでごわす」
「命を奪う必要はない」
「そういうことでもありますね」
「日教組やマスコミは違ったでごわす」
彼等は、というのだ。
「その教育や報道は国家を、子供達を腐敗させしかも多くの人が死ぬ元凶にもなったでごわす」
「震災の時に自衛隊の動きを妨げる元になりましたね」
「彼等の思想は」
「拉致を捏造と言ったでごわす」
堂々と主張していた左翼政党もあった、かつての日本には。
「彼等が推し進めた帰国事業に至ってはでごわす」
「生きて帰った者はいませんでした」
「一人として」
「それこそまさしくですね」
「人を殺したと言っていいですね」
「だからでごわす」
日帝衆、その彼等の指導者である西郷としてもなのだ。
「彼等を処罰したでごわす」
「斬首、銃殺としました」
「一人残らず」
「あの者達の腐敗はジャスティスカイザーの腐敗とは違いもっした」
腐敗といっても色々だ、日教組や左翼マスコミ、進歩的知識人や彼等に支持されている政党にいる面々のそれはというと。
「人を殺す腐敗でありもっした」
「はい、そうした腐敗はですね」
「人の命を奪うものであるのなら」
「処刑することもですね」
「当然ですね」
「それは邪悪でごわす」
腐敗であると共に、というのだ。
「しかも彼等は自分達を日本の良識とさえ言ってもした」
「良識という言葉への冒涜ですね」
山本がその言葉に返した。
「まさに」
「その通りでごわす」
「良識ではなくそれは」
「悪徳でごわす」
良識の正反対のそれだというのだ。
「しかも確信犯で嘘を常に言っていたでごわすから」
「余計にでしたね」
「彼等については」
「大掃除をしたでごわす」
日本を蝕む左翼勢力の中で悪質な者達をだ、そうしたのだ。
「そうしたでごわす」
「命を奪う輩は命を奪うしかない」
「目には目をですね」
「そして歯には歯を」
「そうなるのですね」
「そうでありもっそ。それで」
それ故にと言ってだ、そしてだった。
西郷は目の前の日本海を見たままだ、二人にこうも言った。
「日本海でごわ
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