ハイスクールD×D 大和の祈り
1帰還と少女
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冥界の城の一室、紅髪の女性が窓越しで赤い空を眺めていた
「ヤマトが死んで五年になるわね」
リアス・グレモリー…それが彼女の名だ。五年前、まだ学生だった頃通っていた駒王学園での三大勢力のトップ会議でテロリストと戦った彼女。それと同時に眷属のヤマトを亡くしている
「死んだとしても貴方は私の元に戻ってくれると信じてるわ」
そう言って窓から離れようとしたとき赤い空に流れ星が一つ降り注ぐ
「流れ星じゃあ無いわね、あの辺りに落ちたみたいだから見てみましょうか」
足元に魔法陣が浮かび上がってリアス・グレモリーはその場から消えた。
それが再会とも知らずに……
◇
俺(ヤマト・デュノア)、彼女の更識簪、姉さんのシャルロット・デュノアそして世界移動中に助けた少女は何とか『ハイスクールD×D』の世界に付いたまでは良かったがいきよい余って森に落下してしまった。
「二人とも大丈夫?」
「ヤマトのおかげで全員無事だよ」
さっきはやばかった。
森に落ちる寸前で俺が皆のクッションになった
「少女はまだ目が覚めないか」
世界移動中に助けたと言うより拾ったピンク色の髪で金魚に似た服を来た少女。
「うん、まだ覚めないよ」
そうだよね、さて付いたのはいいけどこれからどうしよう?
「ここで何をしているのかしら?」
俺達三人は声が聞こえた方へ顔を向けると紅髪の女性が立っていた
「………リアス」
そう、俺の目の前には忘れるなはずもない彼女……リアス・グレモリーの姿があった
「………ヤマト?」
俺にも気づいてくれた。なんか嬉しい
「何年ぶりかな?」
笑顔で返す
「本当にヤマトよね?」
近づきながら確認してくる
「そうだよ、あなたのもとにかえってきたよ」
その言葉を聞いたリアスが抱きついてきた
「信じてたわ、あなたにまた会えるって」
「僕もだよ、リアス」
「イチャイチャするのはその辺にしてくれない?」
姉さんと簪を見るとドス黒いオーラを放ってる
「ごめん、姉さん」
リアスから離れる
「紹介するね、僕の左が姉さんのシャルロットで右は彼女の簪だよ。あと、そこで寝ている子は助けただっけで名前は知らない」
「私がいるのにどういうことかしら?」
今度はリアスから紅いオーラがでている
死んだ後のことを説明した。
「わかったわ、あとは城で話しましょうか」
「そうしてくれると助かるよ、リアス」
◇
「集……取って?」
アポカリプスの空間で私は赤いあやとり……命を集に差し出す。
私が集が背負う罪を引き受ける。
それで少なくとも集は救われる。
集は望んで
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