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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-8 珍しき双盾
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ソウside
どうしよう…………迷っちゃった…………
この54層の町は50層アルゲードよりもある意味迷いやすい町で同じ景色が続く上に複雑な構造なので前に来たときにも迷ったんだった…………
「これじゃあ探すどころの問題じゃない…………」
どうしようか……と考えていたその時だった。
向こうから歩いてくる女の子が一人。自分よりも背の高い人。
アクトさんが見せてくれた写真、自分の持っている写真、そのどちらとも一致する人。
あの人が……
よし、思いきって声をかけてみよう。
「あ、あの……!」
「どうしたの?」
アスナさんよりもほんの少し低めの明るい澄んだ声が響いた。
「あなたは……『剣の舞姫』フローラさんですか?」
「うん。ていうことは……あなたはソウ?」
「はい」
「私、今アクトって人を探してるんだけど……ソウは知ってる?」
「はい、知ってます。でも、今迷ってしまってて…………私と一緒にアクトさんを探してくれませんか?」
「うん。いいよ。ちょっとメッセージ送るから待ってて」
数十秒後、メッセージを打ち終わったフローラさんと一緒にアクトさんを探すために歩き出した。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
第3者side
アクトは町の真ん中に来ていた。
――見つからないな…………
いつまでたっても二人とも見つからない。
とその時……
「この世界では必要ないんだな、あのステータス」
という呟きが後ろから聞こえた。
その方向を見ると、
青ずくめの装備をした男
(
シャオン
)
が立っていた。
アクトは写真を見た。
――あいつか…………
「お前がシャオンか」
「…………お前は……?」
「俺はアクト」
「お前が、か……俺に何の用?」
「お前とデュエルしたい」
――は!? アクトってあんまりデュエルしたがらないやつだって聞いたんだけどな……
「……もしかして、メッセージに何かお前に利益をもたらすことでも書いてあったのか?」
「『もし勝てたら結晶系アイテム欲しいだけあげるよ。
勝てなくても会ったなら15個あげるけど』って書いてあった」
――なんじゃそりゃ!
シャオンは内心ずっこけてしまった。
そうでもしないとアクトは行動してくれないんだよby作者
――あの駄作者なに考えてんだよ……!
「……デュエルは構わないけどさ、お前の護衛役の子と俺の連れ
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