見えない敵 後編
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かけでなんとか…」
「そうか、ならいい。とにかく三回戦突破!あと二回勝てば全国だな! 」
「そだね。夢弓学園も勝ち上がってるらしいし、このままいくと決勝までいくと思うよ」
「そうか…よし!今日の試合も終わった事だし戻るか」
ーーー−−
「やべっ!すまん、先に行っててくれ! 」
「どうしたの? 」
口に出さなきゃダメですか?
「なるほどトイレね。なら僕たちは先に行って待ってるから、あそこのコンビニに行ってきなさい」
「お前は心の声どころか、心理まで読めるようになったのか?まあ、とにかく行ってくる」
その場を離れて、コンビニまで急いで行った。
「ふぅー。さて、そんじゃ戻るか…ん?なんだあれ? 」
コンビニの外で、女一人に男三人で囲んでいる。
なんだなんだ?ナンパか?とにかく嫌がっているし急いで助けに行こう。
コンビニの外に出て、男三人組のところに向かう。
「だから止めてください! 」
「いいじゃんいいじゃん!これから暇っしょ?なら俺達と遊びに行かねえ? 」
「大丈夫大丈夫。悪いことはしねえからさ! 」
「おいお前らやめろ!明らかに嫌がってんだろ!その辺にしとけよ! 」
「ああなんだ?お前には関係ねえよ」
「まさか正義のヒーローとか気取ってんのか?うける! 」
「しっしっ!あっちに行ってろ! 」
うわっムカつく…てかこんなキャラ本当に存在するんだな。まあそんなことよりも助けなあかんな。
女の子の手を掴んで、男三人組の輪から出した。
「さて逃げるか」
「おいおい…。お前この状況でよくそんなこと言えるな。逃げ場なんてねえよ! 」
「その女を離してどっか行けば、命だけは助けてやるよ」
「まっ!それでもなめた態度とった報いは受けてもらうけどな! 」
そう言うと、男の一人が俺に殴りかかってきた。
「しゃがんでろ! 」
相手の拳をかわして、そのまま背負い投げをした。
「かはっ!ゴホッゴホッ! 」
相手の力と、自分の力を重ねたので、強く地面に叩きつけたようだ。
「てめえ! 」
今度は違う奴が殴りかかってきたので、そのまま受け流し近くの電柱に頭をぶつけさせた。
「くっ…! 」
「どうする?まだやるか? 」
「お、覚えてろよーーー!! 」
男は他の二人を連れて去っていった。
「なんてベタな捨て台詞を…大丈夫だったか? 」
「はい大丈夫です。助けてくれてありがとうございます」
「別に気にすんな。困っていたから助けただけだ」
「そうですか。あっ!私アマミヤ アカネといいます。よろしくお願いしますね。私そろそ
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